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会社員だけでなく、フリーランスが副業（副収入）としてFXを選ぶケースが増えてきています。
フリーランスとして本業を持つ方がFXを始めるのにはどのような魅力があるのでしょうか。
フリーランスだと会社員と比較して収入源が不安定だし、本業1本で続けられるか不安なところあるよね。
そうね。かといって、本業以外にさらに仕事を増やすのは時間的にも体力的にも大変よね。そんなときの選択肢の1つとしてFXがオススメよ。
FXか～。ちょっと怖いイメージがあるかも。上手くいけばすごく稼げるけど、失敗したら大変なことになりそう。
うんうん。だけど、FXをするメリットやデメリットを理解して慎重に取り組めば、よく言われる怖いイメージのようにはならないわ。
フリーランスの人は専門の本業をしながら副業もこなしていることがよくあります。
副業としてFXを選ぶとどのようなメリットがあるのでしょうか。
フリーランスがFXを副業として始めると本業とは別の収入源になるのがメリットです。
売上で得られたお金の一部・貯金で眠っている余剰資金を利用して、FXで収入を増やすことができれば利益が倍増します。
クライアントワークなどは仕事を探したり営業を行う必要がありますが、FXでは必要ありません。
別の収入形態を副業に取り入れることはリスクの軽減にもなります。
本業で仕事がなかなか取れず収入が減る期間があっても、FXの収益で一時的に生活費をまかなえる可能性もあるでしょう。
単純に別の収入源を増やせるかもしれないのは嬉しいね！
うん！FXは普通の仕事とは違って契約や受注が取れなくても収入源になるのがメリットね。
FXは平日なら24時間いつでも取引できます。
フリーランスで昼間に仕事をした後、夜からFXをすることも、仕事前の早朝にFXで稼ぐことも可能です。
為替相場の値動きが活発になりやすい時間帯が3つあり、ほとんどの時間を網羅しています。
| 東京市場 | 9：00～15：00 |
| ロンドン市場 | 17：00～2：00 |
| ニューヨーク市場 | 21：00～6：00 |
ロンドン市場とニューヨーク市場が重なる21：00～2：00には特に値動きが活発になるので取引チャンスが多く、おすすめです。
逆に3：00～9：00までは値動きが小さい傾向があり、取引のチャンスが少ない、あるいは投機筋の仕掛けで急騰急落することがあるのでおすすめできません。
つまり、3：00～8：00を避ければ、どの時間帯でも取引のチャンスがあるため自分の生活や仕事と両立できることがFXのメリットです。
普通の仕事と違って締め切りなどもないので、自分でトレードをするかどうか決めることもできます。
24時間いつでもできるなら、自分の都合がいい時にできそうだね。
忙しい時は本業に全集中して、スケジュールが空いている日や休憩時間、終業後とかにトレードするのがいいわね。
フリーランスの仕事と親和性があれば、FXを副業にすると相乗効果があります。
海外企業との取引をしていて給与が外貨で支払われる場合などは、為替レートに詳しくなれるので良いタイミングで日本円に替えることができるでしょう。
もっと一般的な例で言えば、FXで得た知識や経験をブログやnote、YouTubeで発信することで、新しい収入源を作れるかもしれません。
ライターであれば、FXの専門知識があるライターとして付加価値をつけることができますね。
プログラミングのスキルがあれば、オリジナルの自動売買システムやトレード分析のソフトを開発することもできそうですね。
これは、直接的に収益が増える！ってわけではないけど。FXと他の仕事でシナジーを考えると新しい収入の柱ができるかもって話です。
FXを副業にして成功して利益を得られれば、本業や分散投資へ活用する資金を獲得することも可能です。
フリーランスで働いていると事業資金が苦しくなることはよくあります。
FXでコツコツと稼いで本業の資金として活用し、事業を成功に導けるチャンスもあります。
また、フリーランスとして生きていく場合、収入源が1～2つしかないのはリスクが高いですよね。
FXで稼いだお金を無駄遣いすることなく、分散投資や自己投資を行うことで、さらなる収入源を増やすことも可能でしょう。
経費になるとは言えど、フリーランスだと外注費や設備費とかの出費もバカにならないからね。
ええ。FXで利益を得られるようになれば、新しいことを始めるための資金にしたり、スキルアップのための自己投資にも使えるようになるわね。
稼いだお金を生活や娯楽のために使うんじゃなく、事業投資や自己投資に使えるのは夢があるね！
フリーランスの副業としてFXを選ぶことは良いことだけではありません。
FXを副業にするデメリットを確認しておきましょう。
FXを副業にすると時間を取られてしまい、フリーランスとして本業に費やす時間が減るのがデメリットです。
相場分析する時間、情報収集する時間、勉強する時間などFXをするにもそれなりの時間が必要です。
本業が軌道に乗っていない状態からFXを始めてしまうと「二兎を追う者は一兎をも得ず」。
本業が立ち行かなくなってしまい、その焦りがFXのミスにつながり、両方が破綻するリスクもあるので注意しましょう。
FXに熱中しすぎて、本業をおろそかにしてしまうことには注意が必要です。
1分1秒の値動きが気になりすぎて、仕事に集中できないっていうケースもあります。
もし。FXを始めるならチャートから目を離しても平気で仕事ができるように慣れていきましょう。
FXを始めた結果、本業が上手くいかなくなるのはダメだね…
本業が軌道に乗っていて、時間的にも精神的にも余裕がある状態からFXはやるべきだと思うわ！
FXで損失を出してしまうリスクもあります。
利益になれば本業にも生活にもプラスになりますが、損失になるどちらも厳しい状況になってしまうでしょう。
自分が許容できる損失に抑えられるように慎重に取引、資金管理をする必要があります。
FXを始めたての頃は特に「これぐらい稼いじゃったらどうしよう」みたいに、利益が出ることばかり考えがちです。
利益のことばかり考えてしまうと、含み損が出たときにで正常な判断ができなくなります。
損切りができないという事態に陥ってしまうと、結果的により大きな損失を出してショックを受けることになるでしょう。
「投資・投機だから、必ずしも利益が出るとは限らない」って覚悟しておくことが必要だね。
そうね。使った時間や労力が必ずしも利益になるとは限らないという認識も重要よ。特に損失が出たときに。
フリーランスで副業としてFXをした場合には、国内FXなら申告分離課税になり、海外FXなら雑所得になります。
国内FXと海外FXのいずれも、1年を通して損失になったとしても事業所得と損益通算ができないため、節税することはできません。
そのため税制的には特に良い点がないのがデメリットと言えるでしょう。
ちなみに海外FXと国内FXとでの損益通算もできないので注意しましょう。
FXの利益と事業の利益は別々に課税されるってことね。
FXの損失と事業の利益を相殺して節税、みたいなことができないのか！
その通り！FXを始める際にはあらかじめ税金面についても理解しておきましょう。
FXで副業をすると確定申告が複雑になるのがデメリットです。
単純に利益と損益を事業所得として取り扱えば良い状況から、FXの損益についても考慮しなければならない状況に変わります。
慣れれば難しくはありませんが、用意する書類が増えるため初めての確定申告の場合には手間取るかもしれません。
調べても不安な場合は、税理士に相談すると良いでしょう。
提出する書類が増えるのは面倒だね～
「総合課税だけの書類作成でも不安だ…」っていう状態から始めると余計に混乱するから、確定申告書をつくることに慣れてからFXに挑戦してもいいかもね。
これも本業が軌道に乗ってきてから慣れてきてからFXを始めようってことだね！
フリーランスで働いている人がFXを副業にするときにはコツがあります。成功するための重要なポイントを押さえておきましょう。
フリーランスがFXを副業にするときには目的を明確にしましょう。
事業で損失が出ても補填できるようにするのか、利益を増やすために取り組むのかによって取引の進め方にも違いがあります。
本業との兼ね合いを考える上でも重要なポイントです。
目的を明確にしておくと、初めから大きなお金を溶かしたり、むやみにトレードしたりすることが減ります！
使える時間と増したいペース、トレード手法に矛盾がないことが大切だね。
副業でFXをするときには本業との切り分けをして、本業の時間をFXに使わないように気をつけましょう。
FXは24時間いつでもできるので、ついFXに時間を費やしてしまいがちです。
相場を見るのに熱中しすぎて仕事をする時間が無くなるのはダメだね。
仕事の合間にちらっと相場を確認することはいいけど、基本的には仕事の時間はトレードしないってルールを決めておいた方がいいわ！
FXに熱中するあまり本業が疎かになり、成果物を期日までに納品できなくなってしまうこともあります。
本業を優先して時間を切り分け、FXに使う時間を制限するのが大切です。
締め切りに間に合わせることができなくて、次の仕事がなくなったりすることもあるもんな。
そして、本業で稼げなくなるなんてなったら本末転倒だね。
そうね。あと、FX以外でお金を稼いでいることは心の余裕にもつながるわ。
損切や利益確定を正確に行うには心の余裕が必要なの。そういう意味でも本業の時間は大切にしてね。
FXでは損切りが重要になります。
利益確定ができるときばかりではないことを理解して、損失を大きくしないように取引をしましょう。
利益確定するよりも損切りをすることが重要よ。利益を上げたとしても、それ以上の損失を出したら水の泡だからね。
でも仕事の時間中はトレードできないから、損切りも遅れてしまうんじゃ？
本業に取り組んでいる時間に相場が急変して大損することもあり得ます。
ロスカットによる損切りでは大損になるリスクが高いので、条件設定をして自動で注文を出すように設定しておくのがおすすめです。
利益確定の条件も決めて自動で注文を出すように設定すると安心して本業に専念できます。
指値注文・逆指値注文っていう方法があって、決めた価格で利益確定・損切りを自動で行えるの。これを利用すれば、仕事中に値動きがあっても安心よ。
へぇ！それなら、相場から目を離して仕事をしてても大丈夫そうだね。
デメリットでも述べましたが、FXでは必ずしも利益が出るとは限りません。
むしろ、始めたての初心者は知識も経験も浅く、興奮状態にもなりやすいので、大きな利益を狙った結果、大きな損失を出すことも少なくありません。
生活費や借金を資金に投資をするといつか破滅します。
「なくなったら困る資金」で投資を行うと、なくなったら困るので「損切ができない」→「余計に損失が増える」→「それもで損切りができない」→「強制ロスカット」で資金を大きく失うのが定番です。
FX口座に入金する前に、自分の資産を「生活防衛資金」と「余剰資金」に切り分けてみてください。
そして、最悪なくなっても困らない余剰資金かつ失敗しても再挑戦できる少額を入金しましょう。
FXで破滅するパターンはこの「なくなったら困る資金」でやることなんだね。
なくなっても困らない金額は人それぞれだけど。私の場合は、勉強代として20万円から始めたわ。もちろんこの20万円は貯金の一部、なくなっても生活に影響がないお金よ。
初心者の内は少額投資から勉強を始めるのが良さそうだね。まずは本業で余剰資金を作ろうっと！
フリーランスが副業でFXを始めると、本業とは違う時間帯に働いて稼げるチャンスがあるのがメリットです。
しかし、本業に使える時間がなくなったり、損失を被ったりするリスクがあるのはデメリットです。
フリーランスがFXを副業にするときには目的を明確にして本気で取り組みましょう。
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