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フリーイラスト素材を使う時、「世界観」は意識していますか?
ここで言う「世界観」とは「絵柄の統一性」「テーマに合った絵柄」のことです。
2つの世界観をきっちり考えることで、図解や資料のデザインはより魅力的になります。
本記事では、フリーイラスト素材をより有効的に活用できるような情報をまとめました!
主に以下2点についてまとめています。
- 主なフリーイラスト素材の絵柄の種類
- 目的別イラスト素材の選び方案
図解や資料にイラストを利用する時にまず気を付けたいのは、絵柄の統一感と目的に合っているかです。
同じデザイン内に異なる絵柄のイラストが複数あると、デザイン全体の統一感が失われて違和感となります。
また、図解や資料の「内容」と「見る人」に合わせたイラストを選ぶことも大切です。
例えば、ビジネスの話のために用意した資料に「可愛らしい絵柄」や「萌え系イラスト」はあまりそぐわないでしょう。
一方で、親子向けに作ったパンフレットや図解に対して「ビジネスチックな絵柄」を使ったとしたら、興味を持ってもらえない可能性があります。
- 図解や資料に使うイラストの絵柄は統一する
- ペルソナ(見せる人)に合わせた絵柄を選ぶ
以下には、フリーイラスト素材でよく見かけられる絵柄の種類と妥当なペルソナを独自にまとめました。
1. 線イラスト
線イラストの特徴は、輪郭線があることです。
パーツごとが線で区切られており、情報量が比較的多い絵柄と言えます。
また、輪郭線によって背景とは明確に独立して見えるので目立ちます。
作成者(イラストレーター)の作風が「表情」や「等身」、「輪郭線の太さ」などに大きくでます。
同画像内に複数の作者の素材を並べると上の画像のように統一感が出ないことに注意です。
a. 太線イラスト
デフォルトイラストに多い印象、インパクトが強く目を惹きます。
b. 細線イラスト
リアル等身イラストに多い印象、悪目立ちしないシンプルな絵柄です。
2. 塗りイラスト
塗イラストの特徴は、輪郭線がないことです。
色分けによってパーツが表現されており、平面的で情報量が比較的少ない絵柄と言えます。
線イラストと比較して「シンプル」「おしゃれ」かつ「ビジネスにも使える」タイプのものも多い印象です。
絵柄のぶつかり合いが小さく、同デザイン内に別作者のイラストを組み合わせても違和感が出にくいため汎用性が高いです。
表情のないイラストはビジネス目的、おしゃれに使いたい場合とマッチします。
注意点としては、境界線がないため濃い背景色のデザインとは相性があまりよくないです。「シャドウを入れる」「輪郭を入れる」工程が必要になります。
3. アイソメトリック
アイソメトリックとは、直角に交わるxyz軸の角度がすべて120度になるように描く立体の製図方法です。
つまり、立体的なイラストです。
私たちが生きている3次元の世界のように奥行きのあるイラストのため、より的確にイメージや繋がりを相手に伝えることができるイラストだと考えられます。
色合いはシンプルなものが多く、塗りイラストよりもさらに絵柄の依存度が小さいです。
そのため、ビジネス~カジュアルまで汎用性の高い素材と言えます。
ただし、立体的に傾いたイラストのため、余白やレイアウトの取り方には少し工夫が必要です。
近年のWebサイトデザインにもよく活用されている流行りのイラストですね。
図解や資料の内容とそれを見る人(ペルソナ)に合わせてイラストの絵柄を選ぶことも大切です。
- 経営者への「企画プレゼン」や取引先への「営業」
- ビジネスに関する知識やノウハウをまとめた図解
- 上司やチームメンバーへの「説明資料」や気心の知れた取引先への「営業」
- 初心者向けや取っつきやすさを出したい図解
- 年齢や職業など幅広い層に向けたデザイン
- おしゃれなデザイン
- 公共や福祉目的で「こども」や「お年寄り」を対象としたデザイン
- 家族連れまたはお子さんを対象にしたデザイン
- エンターテインメント系の内容
- 他とちょっと違う独自の世界観を出したい場合
- マンガやアニメなどを扱ったコンテンツ
- エンターテインメント系の内容
フリーイラスト素材を利用する時には「世界観」を合わせることが大切です。
- 利用する絵柄が統一されているか?
- テーマや目的、ペルソナに合った絵柄か?
この2点を意識して図解や資料のイラスト素材を選ぶとより魅力的なデザインになります!