FX取引にパソコンは絶対に必要?快適なトレードには必須!

FX取引ではパソコンが必要と言われることが多いですが、スマートフォンやタブレットを用いて大きな利益を出しているトレーダーもいます。

そのような情報を見て、自分もパソコンを使わずにトレードして勝ちたいと思う人もいるでしょう。

文野くん
文野くん

FXだけのために新しくパソコンを購入するのはハードル高い…

美図紀さん
美図紀さん

そうね。でも今は、スマホやタブレットでFX取引できる環境も多いのよ!

文野くん
文野くん

そうなんだ!PC環境が整っていなくても、手持ちのスマホで手軽にできるのはうれしいね!

とは言え、本当にパソコンはFX取引で必要ないのでしょうか?

ブログ運営者は、詳細なチャート分析はパソコン主な取引操作はスマホやiPadと使い分けています。

その経験をもとに本記事では、FX取引におけるパソコンの必要性について詳しく解説します。

【結論】FX取引にパソコンは必須ではない

美図紀さん
美図紀さん

結論!FX取引ではパソコンは必須ではありません

文野くん
文野くん

まずは今もっているデバイスで、手軽に始めるのもありなんだ!

多くのFX会社ではスマートフォンやタブレットに対応しているので、パソコンを持っていなくても取引可能です。

ただし、FXトレーダーとして成長したい人や、快適にトレードをしたい人はパソコンを用意した方が良いでしょう。

FX取引でパソコンを準備すべき理由

FX取引でパソコンを用意した方が良いのは、モバイルデバイスに比べてたくさんのメリットがあるからです。

パソコンを準備してFX取引をすべき理由を確認しておきましょう。

パソコンは画面が広くて分析しやすいから

パソコンはモバイルと比べ画面が広いのでチャートを見やすく、テクニカル分析もしやすいメリットがあります。

スマートフォンのように小さい画面では、チャートの詳細が見えなかったり、ラインを引いたときに見にくいといったことが起こります。

タブレットなら比較的画面が大きいですが、それでもパソコンに比べると小さいので複数のチャートを同時に見て分析しようとすると不便に感じられるでしょう。

文野くん
文野くん

複数の時間足や通貨ペアのチャートを1画面に並べて分析できるんだね。

美図紀さん
美図紀さん

短期・中期・長期トレンドを同時に見たり、複数の通貨ペアの監視できるのが強みね!

ウインドウを複数同時に表示できるから

パソコンがあれば複数のウインドウを同時に表示できます。

FXでは取引画面を表示しながら、別のウインドウでテクニカル分析を行うと便利です。

画面が十分に広ければ、さらに別のウインドウで経済ニュースを調べたり、他の作業をしたりすることもできます。

また、デスクトップパソコンであれば、複数のディスプレイに接続して、デュアルモニターやクアッドモニターとして活用することも可能です。

美図紀さん
美図紀さん

FXに限らず、パソコンはマルチタスクをするのにオススメのツールです。

文野くん
文野くん

スマホやタブレットだとアプリを閉じたり開いたり、行き来しないといけないからね~

インジケーターやEAの選択肢が広いから

FX取引が行えるサービスでは、パソコンの方がスマートフォンやタブレットよりも利用できるインジケーターの種類が多い傾向があります。

美図紀さん
美図紀さん

インジケーターとは、為替チャートに表示される指標のこと。分析に使える道具みたいなものね。

文野くん
文野くん

単純移動平均線、ボリンジャーバンド、MACD、RSIとかのことだね!

インジケーターの候補が多い方が必ずしも優れているわけではありませんが、選択肢を増やすことでより確度の高い取引を行える可能性が広がります。

また、EA(自動売買プログラム)をダウンロードして使用したい場合、パソコンでないと使えないことが多いです。

EAによるFX取引の自動化を進めたい人には、パソコンがあると便利です。

情報収集をしやすいから

パソコンを使うと情報収集情報整理がしやすくなります。

FXでは各国の情勢や経済指標を見て、総合的に判断して取引することが大切です。

取引する通貨ペアを選んだり、利益確定や損切りを判断したりするときには情報が必要です。

パソコンではエクセルなどを使用して、情報やトレード成績を整理することも、タイムリーな情報をFXサイトやニュースサイトで確認することもできます。

美図紀さん
美図紀さん

情報を集めて、整理して、勝つための取引判断をしやすくなるのがパソコンを使うメリットね。

文野くん
文野くん

戦績をまとめて、トレード手法の評価や改善にも使えそう!

メンタルを安定させやすいから

FXではメンタル管理が重要です。

落ち着いて分析し、冷静さを保って取引をすることでリスクを減らせます。

FXは短期取引が可能なため、わずかな時間で大損をして我を失うことがあります。

結果として無謀な取引をしてしまうこともあるので注意が必要です。

スマートフォンやタブレットは気軽に取引できるメリットがありますが、あまりにも気軽に取引をした結果として、後悔するリスクもあります。

パソコンで落ち着いて取引する習慣を作ることで、メンタルを安定させることができるでしょう。

文野くん
文野くん

スマホやタブレットで、アプリゲーム感覚でFXをやってしまうことには注意だね。

美図紀さん
美図紀さん

パソコンだと、分析や情報収集をしっかりできるので、遊び感覚になりにくいと思うわ!

FX取引に求められるパソコンのスペック

FX取引だけを行うのであれば、ゲーミングPCのようなハイスペックのパソコンを用意する必要はありません。

どのくらいのスペックがあれば良いのかを見ていきましょう。

OS

OSは、WindowsでもMacでも構いません。

ただし、利用するFX会社のプラットフォームが対応していることが必要です。

OSバージョンが対応しているか

例えば、Windows 7や8.1などの古いOSではシステムが対応していない場合があります。

多くのFX会社は最新のOSへのアップグレードを推奨しているため、バージョンには注意しましょう。

FXツールが対応しているか

また、FXで使用できるツールがWindowsとMacで異なる場合もあります。

例えば、FXで人気のMT4やMT5はWindowsとMacの両方に対応しています。

一方で、楽天証券のマーケットスピードFXのようにWindowsのみ対応のツールもあります。

使いたいツールが対応しているOSを選ぶことが重要です。

CPU

CPUはパソコンの計算処理能力に関わるパーツです。

CPUの性能が低いと、ソフトウェアの処理が遅延したり、フリーズしたりするリスクが高くなります。

FX取引の際に他の作業も同時に行う場合には処理するタスクの量に応じたハイスペックのCPUが必要です。

FX取引に集中するだけであれば、Core i5やRyzen 5くらいのスペックで快適に取引できます。

美図紀さん
美図紀さん

ちなみにブログ運営者はAdobeアプリを使ったり、PCゲームもするのでCore i7です。

メモリ

メモリはパソコンで一時的なデータを置いておける記憶装置です。

メモリが大きいほど、複数のソフトを同時に操作したり、複数のブラウザを開いたりしてもパソコンの動作が安定します。

FX取引をするときに他にどのくらいのプログラムを動かしたいかによって必要なメモリサイズは違います。

一般的なFXの取引プラットフォームと分析ツールを使用するだけなら8GBくらいのメモリがあれば問題ありません。

文野くん
文野くん

使う予定のツールの必要環境・推奨環境を調べておくと良さそうだね。

美図紀さん
美図紀さん

できれば、推奨環境より一回り上のスペックがあると安心ね。

ストレージ

ストレージは、パソコンのデータの読み書きをして保存するための装置です。

FX取引ではパソコンのストレージ容量を特に使用しません

ストレージに保存した過去の取引データを使って解析をしたいときや、分析したチャートを画像や動画で保存したいときには容量が必要になります。

256~512GBのストレージがあればFXだけの目的なら十分です。

ストレージの種類ではHDDよりもSSDの方が読み書きの処理速度が早いので、快適さを重視するならSSDにしましょう。

通信速度

通信速度は、FX取引に影響するので高速回線に対応しているモデルを選びましょう。

インターネットに接続する環境に合わせることが必要です。

有線LANでの接続なら速度が速く、1Gbpsに対応しているLANが主流になっています。

無線LANではWi-Fiの対応状況による影響が大きいので注意が必要です。

Wi-Fi 6やWi-Fi 5に対応していると快適で、遅延によるトラブルが起こりにくくなります。

美図紀さん
美図紀さん

取引中に通信切断の心配が少ない有線LANがおすすめです!

画面・モニターサイズ

FXでは画面サイズを重視してディスプレイを選ぶことが大切です。

画面を広く使えるとチャートが見やすくなり、テクニカル分析もしやすくなります。

デスクトップパソコンなら少なくとも24インチくらいのディスプレイにして、広く画面を使えるようにしましょう。

複数のチャートを画面に表示しやすくなるので快適に分析できます。

ノートパソコンの場合には大画面にはできませんが、操作性を重視するなら17インチ以上にするとよいでしょう。

美図紀さん
美図紀さん

基本的にデスクトップパソコンの方が性能に対するコスパがいいので、デスクトップがおすすめ!

解像度

解像度のスペックは高くなくても問題ない場合もありますが、FXの取引プラットフォームによっては推奨解像度が高いこともあるので注意が必要です。

1024×768ピクセル以上の解像度があれば利用できるプラットフォームが多いですが、1920×1080ピクセル以上を推奨している場合もあります。

利用したいFX会社のプラットフォームの仕様を確認し、最低限の解像度を満たすディスプレイを選ぶことが大切です。

携帯性

外出先でもパソコンでFX取引をしたい人、デスクトップパソコンを置くスペースがない人は、ノートパソコンを探しましょう。

サイズと重量を考慮して、携帯しやすいパソコンを選ぶことが大切です。

ノートパソコンは軽量化が進んでいるため、同じ画面サイズでも軽くて持ち運びやすいモデルが見つかる可能性があります。

ただし、軽くて携帯しやすいだけではFX取引がしづらい場合もあるので、画面サイズとのバランスを考えて選ぶことが重要です。

文野くん
文野くん

スマホやタブレットでも外出先でFX取引はできるから、ノートパソコンにこだわるメリットは少ないかも?

美図紀さん
美図紀さん

そうね。個人的には選べる性能とコスパの点でデスクトップの方がおすすめね!

FX取引のパソコンに関するよくある質問

FX取引で使うパソコンの選び方や買い方で疑問が生じることはよくあります。

ここではFX取引を行うときのパソコンに関するよくある質問に回答します。

パソコンのスペックが不足していると勝てないですか?

パソコンのスペックが不足していると、トラブルが起きて勝てるチャンスを逃すリスクがあります。

例えば、注文を出そうとしたときにフリーズしたり、通信速度が遅くて約定拒否になったり、テクニカル分析のタイミングがずれてしまったりすることがあります。

これらのトラブルを避けるためにも、利用するFX会社の推奨環境を満たすパソコンを用意しましょう。

美図紀さん
美図紀さん

取引するPC環境で不利になる原因を作らないようにしましょう!

中古のパソコンでもFX取引に使えますか?

中古のパソコンでもスペックに問題がなければFX取引に使えます

ただし、パソコンのOSが古かったり、CPUやメモリが不足していたりすると、快適に使えない場合があります。

利用するFX会社の取引環境に必要なスペックを確認し、最低限の条件を満たしていることを確認してから購入しましょう。

美図紀さん
美図紀さん

中古のパソコンは使い古されているため、故障トラブルが起こりやすい点にも注意が必要です。

タブレットでは勝てないですか?

FXはタブレットやスマートフォンでも勝てるチャンスがあります

パソコンは操作性が高く、分析をしやすいため、勝てるタイミングを見極めて取引をしやすいことがメリットです。

しかし、タブレットでも取引のタイミングを適切に判断できれば利益を生み出せます。

普段からタブレットを使っていてパソコンを使い慣れていない人の場合、かえってタブレットの方が便利な場合もあります。

パソコンにこだわらずに、まずは手持ちの端末でFX取引を始めてから判断するのも良い方法です。

美図紀さん
美図紀さん

パソコンを持っていない人は、FX取引自体に慣れてから購入しても遅くはありません!

FX取引用にパソコンを購入する必要がありますか?

FX取引のために新たにパソコンを購入することは必須ではありません

スマートフォンやタブレットでも取引は可能です。また、他の目的で使用しているパソコンでFX取引をすることもできます。

既存のデバイスで取引が問題なく行える場合、新たにパソコンを購入する必要はありません。

美図紀さん
美図紀さん

使うアプリやツールの推奨環境を確認して、それ以上のスペックのパソコンであれば問題なし!

パソコンの購入費用は必要経費にできますか?

パソコンの購入費用は、確定申告でFXの必要経費に計上できます

FXの取引専用パソコンとして購入した場合には、購入金額の全額を経費に計上可能です。

金額が10万円以上の場合には少額資産扱いとなり、毎年の経費から4年間にわたって減価償却費として計上できます。

私用と共用するパソコンを購入した場合にも、家事按分をして一部を経費にすることが可能です。

ただし、パソコンの購入費用の家事按分では、使用時間などの根拠をもとに割合を決める必要があります。

文野くん
文野くん

確定申告で経費として扱えるから、ちょっとした節税にもなるね!

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エンディング

FXではパソコンを用意して快適に取引できる環境を整えましょう。

スマートフォンやタブレットでもFX取引はできますが、パソコンがあればテクニカル分析もEAの活用もしやすくなります。

落ち着いて取引できる環境もできるので、我を失って失敗するリスクも減らせます。

パソコンの最低限のスペックのものを手に入れれば十分です。

取引に使うプラットフォームの推奨環境を確認して、必要なスペックのパソコンを用意しましょう。

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