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FXとは外国為替証拠金取引(Foreign Exchange)と呼ばれる投資の取引です。
近年、投資熱は高まっており、株式投資やバイナリーオプション、投資信託や不動産投資なども人気があります。
FXはこれら他の投資と比較してどのような特徴があるのでしょうか。
この記事ではFXとは何かを簡単に説明した上で、FXを含む8つの投資方法を比較して紹介します。
投資で迷ったときのおすすめの方法も厳選したのでぜひ参考にしてください!
資金額、リスク許容度、難易度などから自分にあった投資方法を選びたいね!
FXはルールを理解すれば初心者でも始めやすい投資です。
勉強すると高度な取引もできるようになるのでやりがいもあります。
ここではFXについてわかりやすく解説してみます。
FXの基本
FXとは外国為替を利用する差金決済取引の一種で、通貨を売買して差額で利益を得る資産形成の方法です。
例えば、米ドル円が150.00円のときに買い注文を出し、米ドル円のレートが上がって165.00円になったときに決済をすると、利益が生まれます。
また、FXは買い注文だけでなく、売り注文から始めることも可能です。
米ドル円が150.00円の時点で売り注文を出し、148.50円になった時点で決済をすれば、利益になります。
数秒間の取引をすることも可能ですし、日をまたいでポジションを保有することも可能です。
「安く買って、高く売る」「高く空売り、安く買い戻す」ことで利益を得ることができます。
ポジションを持っていることで得られる利益「スワップポイント」もあるよね!
【FXの仕組み】証拠金取引とレバレッジ
FXは証拠金取引といってレバレッジをかけて取引できます。
レバレッジとは「てこ」のことで、小さな金額で大きな金額を動かすことと思っていただければと思います。
証拠金取引とは
実際の取引金額全額を用意せず、取引に必要な一部の金額(証拠金)を預けることで、より大きな取引を行うことができる仕組み。
必要証拠金があれば、国内では最大で25倍のレバレッジをかけられます。
例えば1万円の資金に25倍のレバレッジをかけると、25万円で取引したかのように利益・損失が計算されます。
仮に1%の利益になる取引に成功したとき、1万円の資金をレバレッジ1倍で投資していたら100円の利益です。
しかし、25倍のレバレッジをかけていたら2,500円の利益になります。
ただし、リターンが大きくなる代わりにリスクも大きくなるため、注意が必要です。
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【FXの資金額】最小取引単位と証拠金
FXは1,000通貨が最小取引単位のことが多いので、ドル/円(1ドル=150円)で取引するには約6,000円が必要です。
1,000通貨とは、通貨ペアの取引数量を表します。
例えば、ドル/円を1,000通貨取引する場合、1,000ドル=150,000円分の金額になります。
日本のFX取引におけるレバレッジの最大倍率25倍のときに必要な証拠金率は4%です。
つまり、約6,000円の証拠金があれば150,000円分の投資ができるということです。
比較的に少ない資金額でも始められ、レバレッジで大きめの利益も狙えるのが強み!
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投資対象 | 必要資金 | 投資期間 | リスク・リターン | 税制 | 挑戦 難易度 |
---|---|---|---|---|---|
FX | 数千円~数十万円 | 数秒~数日 | 高い | 申告分離課税 | |
BO | 数千円~数万円 | 数分~1日 | 高い | 申告分離課税 | |
株式投資 | 数千円~数百万円 | 数分~数十年 | 中程度 | 申告分離課税 | |
投資信託 | 数千円~数百万円 | 数ヶ月~数十年 | 低い | 申告分離課税 | |
CFD | 数千円~数十万円 | 数秒~数日 | 高い | 申告分離課税 | |
仮想通貨 | 数千円~数千万円 | 数秒~数十年 | 高い | 総合課税(雑所得) | |
不動産投資 | 数百万円~数千万円 | 数年~数十年 | 中程度 | 総合課税(不動産所得) | |
不動産CF | 1万円~数十万円 | 数ヶ月~数年 | 中程度 | 総合課税(雑所得) |
オススメの投資方法は「FX」「株式投資」「投資信託」の3つです!
それぞれの投資方法は仕組みが異なるので、投資スタイルに合わせて選ぶことが重要です。
ここでは代表的な7つの投資方法をFXと比較して紹介します。
どのような違いがあるかを理解しておきましょう。
バイナリーオプション(BO)
バイナリーオプションは、FXと同様に為替を使用する投資です。
為替相場が上がるか下がるかを予測して取引をするのがバイナリーオプションの仕組みとなっています。
予想が当たるとペイアウト(収益)、予想が外れると取引にかけた資金を失い、ハイリスク・ハイリターン投資として有名です。
数百円から始められるので少額投資が可能ですが、まとまった利益を得るには数千円くらいは資金が必要です。
国内のバイナリーオプションでは短時間で取引できるのが一般的です。
バイナリーオプションは判定時刻における為替の変化を予測する必要があるため、FXに比べて分析力が求められます。
FXは予測が外れてもポジションを持ち続けられますが、BOは判定時刻になると取引が強制的に終わります。
株式投資
株式投資は株式を購入して運用する投資です。
株式相場の変化を見て売買による利益を得る方法と株式を保有することで配当金を受け取る方法で資産を形成できます。
また、中には株主優待を受けられる株式もあります。
以前は100株が1単元とされており、最低でも数万円のまとまった資金が必要となっていました。
しかし、単元未満株が登場したことで100円くらいから投資を始められるようになりました。
楽天証券でいう「かぶミニ®」、SBI証券でいう「S株」ってやつだね。
とはいえ、まとまった資金で投資をすることが多いので、最低でも数千円~数十万円くらいが投資資金の目安です。
数十年間保有する長期投資も人気がありますが、FXと同様にデイトレードもよくおこなわれています。
FXと同様に、株式投資では信用取引によって売り注文から始めることも可能です。
取引が平日の午前9時~午前11時30分(前場)と午後0時30分~午後3時(後場)に分かれている点がFXとことなります。(FXは平日中24時間可能)
投資信託
投資信託は証券会社、運用会社、信託銀行による協力で提供されている投資商品です。
株式、債券、不動産などさまざまなアセットを組み合わせた商品です。
投資家から資金を集めて、まとめて運用会社が運用することで利益を生み出すのが投資信託の基本的な仕組みです。
FXとは違って資金運用は運用会社に任せ、運用の手数料として信託報酬を支払う必要があります。
投資信託は100円~1,000円くらいから始められる場合もありますが、数万円~数十万円以上で運用しているのが一般的です。
分散投資をするのでリスクが低く、初心者でも始めやすい投資です。
購入したら運用の手間もあまりかからないメリットがあります。
どちらかというと長期投資に向いている方法で、積立投資でも投資信託がよく用いられています。
投資に興味はないけど資産運用はしておきたい、投資の勉強や分析に時間を使いたくない人にオススメな方法ね!
CFD
CFDはさまざまな指標を用いて差金決済による取引を行う投資です。
FXは為替レートを使用する差金決済の一種です。
CFDでは株式指数や商品指数などの指標の上下動に着目して、買い注文・売り注文を組み合わせた取引ができます。
FXと同様に証拠金取引でレバレッジをかけて取引をすることも可能。
FXは「通貨ペア」の取引に対して、CFDは「金」「銀」「原油」「VIX指数」「NYダウ先物」などの取引があります。
CFDはFXのように短期トレードも中長期トレードも行え、資金的にも数千円くらいから始められる仕組みになっています。
投資対象が幅広いので、どの指標を使って取引すべきかを判断することが難しいのが初心者にとってはデメリットになります。
しかし、市場動向をよく理解している上級者になると利益を上げる取引をデザインしやすいことがCFDの魅力です。
仮想通貨
仮想通貨はビットコインやイーサリアムなどの仮想通貨を使用する投資です。
投資の仕組みは多岐にわたっていて、仮想通貨の売買取引だけでなく、レンディングや仮想通貨FXなども利用できます。
仮想通貨の種類によってはFXのスワップポイントのように、保有しているだけで利子収入を得られる場合もあります。
仮想通貨投資は購入する仮想通貨によっては数円でも始められる場合がありますが、一般的には数千円~数十万円の取引をします。
仮想通貨は法定通貨よりも為替変動が大きい場合が多いため、仮想通貨売買や仮想通貨FXでは通常のFXと同様に数分~数日での取引をするのが一般的です。
ただ、仮想通貨は情報を的確に収集して取引をすることが難しいため、初心者が挑戦する投資としては難易度が高い方法です。
有名どころの仮想通貨はまだしも、マイナー通貨は価値がなくなることもあるからリスキー!
不動産投資
不動産投資はマンションやアパートなどを購入して賃貸経営する投資方法です。
公務員でも認められている副業として有名ですね。
不動産投資は賃貸経営に適した不動産を購入する際に大きな資金が必要になりますが、不動産投資ローンを使用してローンを組むことができます。
ローンはFXのレバレッジに相当すると考えることもできます。
不動産投資では数千万円~1億円以上の不動産を購入して数十年間にわたって賃貸経営をおこない、賃料収入を得てローンを返済します。
ローンの返済が終わると賃料収入が利益になるという仕組みです。
不動産投資では管理会社に経営を委託することもできるため、初心者でも資金力があれば始めやすい投資です。
FXとは違って任せきりの形で投資することが可能です。
ただし、賃貸経営がうまくいかず、空室が多くなるとローンの返済ができなくなるリスクがあります。
管理会社や支援サービスのプロと相談を重ねて、物件を検討すると安心だね!
不動産クラウドファンディング
不動産クラウドファンディングは不動産投資をクラウドファンディングによっておこなう投資方法です。
クラウドファンディング事業者が投資家から資金を集めて不動産投資をします。
1万円程度の少額から不動産投資を始められることに加えて、不動産の選定や賃貸経営をすべて事業者に任せられるのが特徴です。
不動産クラウドファンディングもFXと違って任せきりの投資ができます。
不動産クラウドファンディングでは不動産経営の知識がなくても問題はありません。
資金も少額で済むので、初心者にとって不動産投資より始めやすい投資です。
しかし、FXとは違って自分で資産を運用できないため、投資先によっては大きな損失を被るリスクもあります。
事業者が不動産を選定してくれるとはいえ、自分でもその物件を調べて判断する必要はあるわ!
初心者が投資で迷ったときには、FX、株式投資、投資信託から選んで組み合わせるのがおすすめです。
ここでは3つの投資方法についておすすめのポイントを解説します。
おすすめ❶ FX
FXはレバレッジの仕組みを活かして、少額資金から短期売買で利益を積み重ねることを狙えます。
各国の情勢によって刻々と変化していく為替レートを生かして、戦略を立てて資産形成を進められるのが醍醐味です。
平日24時間取引可能なので、利益を得られるチャンスが多いでしょう。
初心者にもわかりやすい米ドル円やユーロドルなどの通貨ペアだけでなく、マイナー通貨も使って取引できるようになると、効果的なリスクヘッジを行って資産を増やしていけるようになります。
短期売買で効率的に資金を運用したい人には特におすすめです!
おすすめ❷ 株式投資
株式投資は、中・長期的に株式を保有してキャピタルゲインとインカムゲインの両方を狙えます。
つまり、株式の売買で利益を得るだけでなく、配当金や株主優待をもらえる場合が多いのです。
株式投資は投資先の企業への貢献の意味合いもあり、保有株数が多くなれば株主総会での発言力を獲得することも可能です。
ビジネスに興味がある、これから成長しそうな企業を見極めたい、好きな企業がある人には株式投資が適しています。
業を応援しながら、資産を増やす+ 配当金や株主優待を得たい人にオススメだね。
おすすめ❸ 投資信託
投資信託は初心者でも分散投資によるリスクの低い投資ができる点でおすすめです。
長期・分散・積立の投資をしてリスクを減らしたい人に適しています。
信託報酬による手数料がかかるデメリットがあるものの、自分で運用をする必要がなく専門的な知識も不要。
投資について考える、勉強する時間がない人といった人でも、ほぼ手放しで投資できる方法です。
多くの場合、「どの銘柄」を「毎月いくら」積み立てるかを決めるだけでOKです。
FXなどの他の投資をするときに、リスクの低い資産を確保する目的でも投資信託は優れています。
ブログ運営者はFXと株式投資をしつつ、リスク分散として積立投資もしているわ!
FXは為替の変化を生かして差金決済する投資で、短期間でも投資しやすく、ルールを理解して取り組めば大きな資産形成に成功できる可能性もあるのが魅力です。
他の投資方法でも学ぶことは必要なので、FXだから初心者に向いていないということはありません。
レバレッジや証拠金取引の仕組みを理解して取り組んでみましょう。
他の投資と比較して、自分に合う投資を組み合わせることもおすすめです。
株式投資や投資信託も初心者に向いているので、合わせて検討してみてください。
どの投資方法をするにしても、最初は少額資金から始めましょう!