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初めてFXに触れる方にとっては、専門用語の多さや仕組みの複雑さに圧倒されることも少なくありません。
本記事では、初心者が混乱しがちな取引で使う基本的な用語についてに解説します。
- ポジションの種類:「ロング」と「ショート」
- 価格を示す用語:「ASK(アスク)」と「BID(ビッド)」
- 取引の流れ:「エントリー」「約定」「損切り」「利食い」
について分かりやすく説明します。
これらの基本用語を正しく理解することで、より自信を持って取引を進められるようになるでしょう。

いきなりFXを始めたけど、専門用語が多すぎて何から覚えればいいか分からないな。

この記事で初心者でも理解しやすいように、1つずつ丁寧に説明していきますね。
FX取引では、「ASK」と「BID」は欠かせない重要な用語です。
これらは、通貨を取引する際に設定される2つの価格を表しています。
ASKはトレーダーが通貨ペアを買う際に提示される価格を意味します。
言い換えると、「市場が売りたい価格」とも表現できます。
例えば、USD/JPYのASKが150.300の場合、1ドルを150.300円で購入することができます。
BIDはトレーダーが通貨ペアを売る際に提示される価格を指します。
つまり、「市場が買いたい価格」です。
USD/JPYのBIDが150.280の場合、1ドルを150.280円で売却することが可能です。
トレーダー視点 | 為替(FX会社)視点 | |
---|---|---|
ASK(アスク) | 買値 | 売値 |
BID(ビッド) | 売値 | 買値 |
ASKとBIDの差額を「スプレッド」と呼び、実質的に取引コストとなります。
例えば、USD/JPYでASKが150.300、BIDが150.250の場合、スプレッドは5pips(0.05円)となります。
このスプレッドが狭いほど、コストが低くなり、取引を有利に進められると言えるでしょう。
関連記事:pipsとスプレッドとは?


ASKとBIDって、どっちがどっちか混乱しそうだな~

トレーダー視点でASKは買いたいときの価格、BIDは売りたいときの価格と覚えておけばOKです!
FXの取引では、「ロング」と「ショート」という呼び名でポジション(建玉)を示します。
これは、取引で自分が買い/売りのどちらの注文をするか方向性を示す用語です。
ロングとは、通貨を買うポジションを持つことを指します。
つまり、価格が上昇することを期待して取引することになります。
例えば、USD/JPYをASK 150.000円で買った場合は、ロングポジションを建てたことになります。
このロングポジションをBID 150.500円に上昇したときに売れば、50pipsの利益を得ることができます。
ショートとは、通貨を売るポジションを持つことを意味します。
価格が下落することを期待して取引を行います。
例えば、USD/JPYをBID 150.500円で売った場合は、ショートポジションを建てたことになります。
その後にUSD/JPYの価格がASK 150.000円まで下がったときに買い戻すと、50pipsの利益を得る仕組みです。

わざわざ横文字じゃなくて、買う/売るでいいんじゃないの?

それでも悪くはないけど、トレーダーやアナリストはロング/ショートという言葉を使うことが多いので共通認識として覚えておきましょう!
FX取引を行う際に、「注文」→「約定」→「決済」という流れを理解することも重要です。
それぞれの用語について詳しく見ていきましょう。
注文(エントリー)とは、取引を開始するために市場に対して行う指示のことです。
トレーダーがロングまたはショートのポジションを建てたいときに注文(エントリー)を行います。
例として、USD/JPYがASK 150.000円のときにロングの注文を出すことで、価格が上昇した場合の利益を狙うことができます。
注文のことは以下のように表現しる場合もあります。
- 「エントリーする」
- 「新規建てをする」
- 「買い/売りで入る」
- 「取引開始」
言い方が異なるだけで、どの言葉を使っても同じ意味合いなので、好きな言葉を使ってOKです。
実は注文をしただけでは、ポジションを建てることはできません。注文が「約定」する必要があります。
この「約定」は、トレーダーが出した注文が市場で成立することを指します。
市場の価格がトレーダーの提示した条件に達したときに、約定が発生します。
例えば、USD/JPYのASK 150.00円でロング注文を出した後、実際にその注文が取引成立すれば約定となります。
ほとんどの場合、注文してすぐに約定されるため混同しやすいですが、ポジションを保有するのは注文を出したときではなく、約定が成立したタイミングであることを覚えておきましょう。
また、注文した価格と約定したときの価格のズレを「スリッページ」と言います。
例えば、ASK 150.000円で注文後に約定した価格が150.010円だった場合、1pips(0.01円)のスリッページが発生していることになります。
決済は、取引を終了させる行為を指します。
ロングポジションであれば売却、ショートポジションであれば買い戻しを行うことで取引を完了します。
例えば、USD/JPYをASK 150.000円でロングし、BID 150.500円で売却できれば50pipsの利益が確定します。
決済についても以下のように、いろいろな言い方があります。
- 「クローズする」
- 「エグジットする」
- 「手仕舞う」
- 「ポジションを閉じる」
どの言葉を使っても同じ意味合いなので、好きな言葉を使いましょう。

取引の一連の流れを示す用語もこれで完ぺきだね!

注文は『取引を始めること』、約定は『取引が成立すること』、決済は『取引を終わらせること』と覚えておけば簡単です!
関連記事:知っておくべき基本的な注文方法を解説

いずれも「決済」することに違いありませんが、損失を最小限に抑えるための「損切り」と、利益を確定させるための「利食い」と意味合いは真逆になります。
それぞれの用語と役割を覚えておきましょう。
「損切り」とは、一定の損失が発生した際にこれ以上の損失拡大を防ぐためにポジションを決済することを指します。
例えば、USD/JPYをASK 150.000円でロングした後、価格がBID 149.500円まで下がったとします。
これ以上の値幅の損失を許容できない場合、損切りとして成行注文、または逆指値を設定しておくことで自動的にポジションを解消し、損失を限定できます。
また、損切りすることを「ロスカットする」と言ったり、逆指値のことを「ストップロス」と言ったりします。
多くのトレーダーが特定価格帯に逆指値を指しているとき「ストップロスが溜まっている」と言われたりします。
価格がその水準に達した際、大量の損切りが発生し、一気に相場が動く可能性が高まることを意味します。
- 150.000 :売り 超えるとストップロス買い
- 149.000:買い 超えるとストップロス売り
→ レートが150.00円を超えると買いの逆指値にかかって、相場が急騰する可能性
→ レートが149.00円を下回ると売りの逆指値にかかって、相場が急落する可能性
ストップロスが溜っている価格帯に注目することで、相場の急変動を事前に予測し、不要な損切りやスキャルピングによる利益を狙うことができます。
強制ロスカット:証拠金維持率が一定水準を下回った場合に、証券会社が自動的にポジションを決済する仕組み。
自主的な損切り:トレーダーが損失拡大を防ぐために、自ら損切りの成行注文を行うまたは逆指値を設定する方法。
強制ロスカットはトレーダーの意思に関係なく実行されるため、損失が大きくなることもあります。
これを避けるためにも、自主的な損切り設定が重要です。
関連記事:追証金と強制ロスカットとは?

利食いは、一定の利益が達成されたときにポジションを決済し、利益を確定させる行為です。
例えば、USD/JPYをASK 150.000円でロングした後、価格がBID150.50円まで上昇したとき、この時点で利食いを行うことで50pipsの利益を確定させることができます。
利食いについても、成行注文を行うまたは指値注文を設定しておくことで決済することができます。
利食いのほかに「利益確定」、略して「利確」と言うことも多いです。

損切りとか利食いって、いちいち意識して考えるの面倒そう。

確かに手間に思えるかもしれませんが、これがリスク管理の基本です。

特に損切りをする意識は、大きな損失の回避に繋がるので重要です!
最後にこれまで解説してきた用語を用いて、実際のFX取引の流れを見ていきましょう。
USD/JPY(ドル円)を取引する例で解説します。
注文する前に、選択した通貨ペアの価格を確認する。
例:USD/JPYの価格 ASK 150.000 | BID150.020
市場の動向を分析し、今後価格が上昇すると予測される場合はロング、下降すると予測される場合はショート。
ここでは、USD/JPYが上昇しそうであると予測したと仮定します。
ロングポジションを取ると決めたら、エントリー(注文)を行います。
USD/JPYが上昇しそうと予測したので、ASK 150.000でロングの成行注文を出したとします。
注文が市場で成立(約定)すると、ポジションが保有されます。
この時点で、正式にロングポジションを持っていることになります。
価格が予測どおりに動き、BID 150.500まで上昇した場合、利食いを行い、50pipsの利益が確定します。
一方で、BID 149.50円まで下落してこれ以上の損失が許容できない場合は損切りとして50pipsの損失を確定させます。
以上が、FXで行われる取引の一連の流れとなります。

一連の流れは分かったけど、どの通貨ペアが初心者におすすめだったりする?

流動性が高く、取引しやすいメジャー通貨ペア(USD/JPYやEUR/USD)から始めるのがおすすめね!
関連記事:通貨ペアとは?初心者におすすめな通貨ペアも紹介

この記事では、FX初心者が最初に知っておくべき基本用語と取引の流れについて解説しました。
- ASK(アスク)/ BID(ビッド):取引する通貨ペア価格
- ロング(買い)/ ショート(売り):取引する際に自分が持つポジションの方向性
- 注文:取引を開始するための指示
- 約定:出した注文が市場で成立すること
- 決済:取引を終了させる行為
- 損切り(ロスカット):決済注文で損失を確定させること
- 利食い(利益確定):決済注文で利益を確定させること
これらの基本を理解することでスムーズに取引を進めることができるでしょう。
いきなり取引を始めることが不安な方は、デモ取引で一連の流れや用語の意味を確認するのがオススメです。

これで初心者でも少し安心して始められそうだね!

基本をしっかり押さえれば、変な勘違いやケアレスミスによる損失を防げます!

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