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FXを始めたいけれど「レバレッジ」という言葉を聞いて不安に感じる方も多いかもしれません。
レバレッジは適切に管理することで、少ない資金から大きな利益を目指すことが可能になります。
その反面、少しの値動きで損失が増えるリスクも伴うため、正しい知識と管理が不可欠です。
レバレッジはなんとな~く「怖い」「危険」ってイメージあるかも
正しく理解して、リスク管理できればそこまで怖くないよ!
この記事では、以下について解説します。
- FXにおけるレバレッジとは?
- レバレッジと必要証拠金の計算(選択式or固定式)
- 実効レバレッジの考え方
- 基本的な管理方法
特にFX初心者やこれからFXを始めたいと考えている方に向けた記事となっています。
レバレッジ管理がしやすい選択式レバレッジのメリットとおすすめのFX会社についても紹介します。
レバレッジとは、元手の資金に比べて大きな取引を可能にする仕組みのことを言います。
この概念を理解するためには、てこの原理を想像すると良いでしょう!
レバレッジは「てこの原理」
小学校で習う「てこの原理」は覚えている人も多いでしょう。
支点・力点・作用点の位置関係を利用することで、少ない力でも重いものを持ち上げられるようになるルールです。
てこの原理の「支点」がFXの「レバレッジ」に該当し、少ない資金で大きな金額の取引を行うことが可能になります。
レバレッジを利用することで、投資の効率を大きく高めることができることがメリットです。
レバレッジと必要証拠金の計算
レバレッジは「必要証拠金」の計算に関わってきます。
「必要証拠金」とは、取引を行うために必要な最低限の資金のことを指し、以下の式で計算されます。
必要証拠金 = 為替レート × 取引数量 ÷ レバレッジ
計算式の通り、レバレッジの倍率が大きいほど必要証拠金の金額は小さくなります
為替レート:USD/JPY=150円/ドル
取引数量 :1ロット = 1,000通貨
といった条件でFX取引をしようとしたとします。
レバレッジ25倍の場合は、150 × 1,000 ÷ 25 = 6,000円のお金が取引には必要となります。
レバレッジ5倍の場合は、150 × 1,000 ÷ 5 = 30,000円のお金が必要とります。
例えば、取引の予算が30,000円だった場合、レバレッジ5倍では1,000通貨しか取引できません。
しかし、レバレッジ25倍では、その5倍である5,000通貨まで取引が可能になります。
レバレッジが高いほど、同じ資金額でも取引できる数量が増えるんだね!
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レバレッジとリスク・リターン
このようにレバレッジは、元資金よりも大きな数量を取引できるようになるという魅力があります。
取引数量を大きくすることで値動きに対して増える利益も大きくなり、元資金のみで取引するよりも大きなリターンを狙えます。
しかし、それは損失が増えることについても同じことが言えます。
為替相場が予想に反する方向に大きく動いた場合は、大きな損失が発生します。
リスクとリターンは表裏一体。高レバレッジ=大きなリターン=大きなリスクとなる意識が必要だね
その通り!そして、レバレッジ管理がFXのリスク管理の基本となります!
では、どのようにしてレバレッジ管理をしていくのか?
まずは、必要証拠金の計算に対するレバレッジの扱いには「選択式」と「固定式」の2つがあることを知っておきましょう。
FX会社によって「選択式」か「固定式」のいずれかで必要証拠金が自動計算されます
選択式レバレッジでの必要証拠金
選択式レバレッジでは、トレーダーが自分のリスク許容度に合わせてレバレッジを選択できます。
この方式を採用したFX会社では、複数のレバレッジコースからあなたが選んだ倍率に基づいて必要証拠金が計算されます。
低レバレッジでは必要証拠金は高くなりますが、取引数量を大きくしすぎることを意識的に防げます。
無意識に取引数量を大きくしすぎて、ハイリスクな取引をしてしまう可能性を抑えられるのです。
あらかじめ自分に合ったレバレッジを選べるので、リスク管理が簡単です!
固定式レバレッジでの必要証拠金
固定式レバレッジは、FX会社があらかじめ設定したレバレッジ25倍で必要証拠金が計算される方式です。
この方法は多くのFX会社で採用されており、日本ではレバレッジの最大は25倍までとなるので、最も安い必要証拠金が提示されることになります。
必要証拠金が安いほど、同じ資金額でも大きな取引数量を売買できますが、ハイリスクハイリターンな取引となるので注意が必要です。
この方式では、うかつに取引数量を大きくしすぎないように意識が必要だね。
この固定式を採用するFX会社では、通常のレバレッジではなく、実効レバレッジに基づいたリスク管理が重要になります。
実効レバレッジは評価損益の増減に伴って、変動するので管理が少し面倒な部分があります。
次では、実効レバレッジの仕組みや基本的な管理方法について解説します。
レバレッジ25倍(固定)で必要証拠金が算出される会社では、「実効レバレッジ」を把握して管理する必要があります。
実効レバレッジは以下のような式で計算されます。
実効レバレッジ = 想定される総取引金額 ÷ 有効証拠金
想定される総取引金額 = 為替レート × 取引数量
有効証拠金 = 口座資金 + 評価損益
為替レートと評価損益は常に変動するため、実効レバレッジは値動きに伴って常に変動することになります。
含み益が増えるほど、評価損益はプラスとなるので実効レバレッジは低くなります
逆に含み損が増えれば、評価損益はマイナスになるから実効レバレッジも高くなるんだね
実効レバレッジの管理の仕方
常に変動する為替レートと評価損益については、自分でコントロールできない要素です。
そのため、実効レバレッジを適切に管理するためには、以下の2つの方法があります。
ここでは、「取引数量を多くしすぎた」「含み損により実効レバレッジが高くなった」場合を考えます。
実効レバレッジを低く保ちたい場合は、口座に資金を追加して有効証拠金を増やすことで、同じ取引数量でも実効レバレッジを下げることができます。
資金に余裕ができるため見かけ上はリスクの低い取引となり、より大きな含み損に耐えることができるようになります。
ただし、増やした分の資金もすべて含み損になるリスクもあるので、入金し続けることはやめましょう。
すべて損切りしない限りは一時しのぎ。根本的な解決にはならないので注意しましょう!
一部の損切りを行って取引数量を減らすことでも、実効レバレッジを下げることが可能です。
これにより、一時的な市場の不利な動きに対して、損失を最小限に抑えることができます。
必要証拠金と含み損の額も減るので証拠金維持率も上がり、ロスカット水準までの猶予を伸ばすことも可能です。
証拠金維持率 = 有効証拠金 ÷ 必要証拠金 × 100
有効証拠金 = 口座資金 + 評価損益
必要証拠金 = 為替レート × 取引数量 ÷ 25
ただし、これも一時的な不利な動きに対する対策となるので、やり過ぎには注意しましょう。
「予測を間違った」と気づいたら、そこですぐ全て損切りする方が良い場合も多いよね!
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FXを始める上で、レバレッジの仕組み、必要証拠金の計算、リスク管理は避けて通れない要素です。
その中でも実効レバレッジは計算式が比較的に複雑で、市場の変動によって日々変わるため、初心者にとっては管理が難しいでしょう。
そのため、これからFXを始めようとしている方には「レバレッジを選べるFX会社」がオススメです。
松井証券FXは4つのレバレッジから選べる!
松井証券MATSUI FXでは、トレーダーが自分のリスク許容度に応じて、4段階のレバレッジ(1倍、5倍、10倍、25倍)から自由に選ぶことができます。
「リスクを抑えてまずはFXを勉強したい初心者」から「リスクをとって大きな利益を狙いたい経験者」まで幅広いニーズに対応可能です。
リスクを抑えたい場合はレバレッジを1倍または5倍のコースを事前に選ぶ。
大きなリターンを狙いたい場合は、10倍または25倍のコースを選んで、取引数量を増やしましょう。
取引スタイルや自分の成長に合わせてもレバレッジを選べるので柔軟性が高いサービスです!
1通貨から取引可能で取引数量を微調整しやすい
さらに、松井証券FXでは最低取引数量である1ロットが1通貨となっています。
多くのFX会社では最低取引数量が1ロット=1000通貨での取引となりますが、松井証券FXはその1000分の1なのです。
「100円程度から始められる」という利点は、少額からFX取引を始めたい方にとって大きな魅力となるでしょう。
また、取引数量を大きくしすぎた!と思ったときも、1通貨単位で調整ができるので損切りする金額も最小限にとどめられるのです。
多くのFX会社は1000通貨単位での取引となるため、一部の損切りでも1000通貨ずつの損切りとなります。
レバレッジ管理が簡単、1通貨単位で取引できるので、思いがけないハイリスクな取引を防げます!
初心者でも自分のペースでFXを学びながら取引を進めることができるね!
リスク管理がしやすい松井証券FX