クラウドワークス・ランサーズ・ココナラ比較|7項目で初心者が失敗しない選び方

副業やフリーランスとして仕事を始めたい。そう思っても、最初の一歩で迷ってしまう人は少なくありません。

クラウドワークス・ランサーズ・ココナラって、何が違うの?

初心者は、どのサービスから始めればいいの?

この記事では、副業・フリーランス初心者の方に向けて、クラウドワークス・ランサーズ・ココナラの特徴や違いをわかりやすく比較し、自分に合ったサービスを選ぶためのヒントをまとめました。

【選び方の結論

初心者におすすめなのは、「応募型」と「出品型」のサービスを組み合わせて使うことです。

両方の方法を取り入れることで、仕事を獲得するチャンスを最大化することができます。

応募型と出品型の違いを比較した図。応募型は提案して選ばれる能動的な形式で、クラウドワークスとランサーズが該当。出品型はサービスを登録して依頼を待つ受動的な形式で、ココナラとランサーズが該当。

私自身も現在は、ランサーズ(応募型)とココナラ(出品型)を併用しています。

それぞれのサービスの特徴を理解し、自分の目的やスキルに合った使い分けをすることで、クラウドソーシングをより効果的に活用できます。

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筆者の実績:ランサーズで認定ランサーを獲得し、総報酬652万円。ココナラではプラチナランクで、販売実績342件・評価★5.0を獲得。
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ランサーズ:認定ランサーの獲得、実績181件、累計652万円の獲得報酬
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文野くん
文野くん

大手サイトが3つあるのは知ってるんだけど、1つに絞るべきなのかどうか選び方で悩んじゃう。

美図紀さん
美図紀さん

「1つに絞る」より、「仕事に応募するタイプ」と「スキルを売るタイプ」を併用するのが、チャンスを広げるコツよ!

クラウドワークス・ランサーズ・ココナラを7つの項目で比較

では、「クラウドワークス」「ランサーズ」「ココナラ」のサービスについて、7つの観点を比較していきます。

  1. 仕事の獲得方法(応募型/出品型)
  2. 案件ジャンル・顧客層・単価帯
  3. ワーカー層と仕事の獲得難易度
  4. 報酬・手数料・振込サイクル
  5. 契約フローと安全性
  6. 福利厚生とランク制度
  7. 独自機能

各サービスの強み・弱みを客観的に整理しながら、自分に合ったプラットフォーム選びの参考になる情報をまとめました。

仕事の獲得方法(応募型/出品型)

応募型と出品型の特徴を比較した図。応募型は依頼者が仕事を募集し、働き手が提案を送って選ばれる形式。出品型は働き手がスキルを出品し、依頼者が内容を見て購入する形式。仕事の獲得方法が「能動的」か「受動的」かが大きな違い。

クラウドワークス・ランサーズ・ココナラの3サービスは、仕事の獲得方法において「応募型」と「出品型」という大きな違いがあります。

  • 応募型は「案件に自分から提案するスタイル」
  • 出品型は「サービスを出品して依頼を待つスタイル」

応募型:クラウドワークス・ランサーズ

応募型は自ら仕事を探し、案件に提案して選ばれる形式。複数の応募者の中からクライアントが提案内容を比較して採用を決める。

応募型は、クライアントが掲載した案件に対し、ワーカーが「やります!」と提案文を送って応募するスタイルです。

クラウドワークスとランサーズが主に採用している方法です。

  • 応募型のメリット
    案件がすぐに掲載され、提案すればすぐに仕事が始められる。初心者歓迎の案件も多い。
  • 応募型のデメリット
    人気案件には応募が殺到しやすく、提案の質や実績での差別化が求められる。

クラウドワークスは、応募型の代表格。

案件数が業界最多クラスで、初心者歓迎のタスクから専門職まで網羅され、副業デビューに最適です。

ランサーズも基本は応募型ですが、後述の出品機能も併せ持つ「ハイブリッド型」。

法人や官公庁からの専門的かつ高単価な案件が多く、中〜上級者に向いています。

出品型:ココナラ・ランサーズ

出品型は、自分のスキルやサービスを登録しておき、依頼者からの購入や相談を待つ受動的な仕事獲得スタイル。依頼者は内容を見て「この人に頼みたい」と判断し、購入や見積もり相談を行う。

出品型は、自分のスキルを「〇〇します」といった形でサービス化し、クライアントに購入してもらう仕組みです。

サービスページがそのまま「契約条件」となるため、見せ方や内容の工夫が重要になります。

  • 出品型のメリット
    価格を自分で設定でき、やりたい仕事を自分のペースで出品できる。
  • 出品型のデメリット
    出品しただけでは売れず、集客・実績・信頼づくりの工夫が不可欠。

ココナラは出品型を主軸とし、個人の趣味やスキルを自由に商品化できるのが魅力。

個人向けの出品(占い、似顔絵、お悩み相談など)が主流でしたが、最近は法人向けの応募型案件も増えています。

ランサーズも出品機能を提供しており、自分の得意分野をパッケージ化して販売することが可能です。

購入者は個人事業主や企業などビジネス利用が多くを占めています。

案件ジャンル・顧客層・単価帯

クラウドワークス・ランサーズ・ココナラの依頼者層の違いを比較した図。クラウドワークスは個人事業主と企業が中心でタスク系案件が多く、ランサーズは企業比率が高くビジネス系案件が多い。ココナラは個人事業主と一般消費者が依頼者で、クリエイティブ系の案件が多い。

「どんな案件があるか」だけでなく、「誰から依頼が来るのか(顧客層)」にも注目することも大切です。

仕事の種類・報酬相場・マッチ度が大きく変わってきます。

  • 幅広い仕事を探せるクラウドワークス
  • 企業案件で本格的に稼げるランサーズ
  • 個人に向けて自分のスキルを売れるココナラ

クラウドワークス:案件数最多、誰にでもチャンスがある

クラウドワークスに掲載されている案件の傾向を示す図。システム開発やWebデザインなどの専門職案件と、アンケートやデータ入力などのタスク案件の両方があり、カテゴリは250種類以上。未経験歓迎や副業向けの案件が多いのが特徴。

クラウドワークスは、副業や在宅ワークの入り口として最も手を出しやすく、初心者歓迎の案件が多いのが特徴。

業務の難易度も広く、経験に応じて挑戦できる案件を選びやすいです。

  • 顧客層
    個人事業主〜大企業まで幅広い(利用企業100万社超)
  • 案件ジャンル
    データ入力、アンケート、Webライティング、テープ起こし、出品代行、商品モニター、ネーミング、投稿代行、秘書・アシスタント、ロゴデザインといったカテゴリーが人気
  • 単価傾向
    全体的に単価はやや低め。数千円~数万円の小規模案件が中心。
    一部には高単価案件もあるが、競争は激しめ。

ランサーズ:法人案件が中心、スキルで勝負

ランサーズに掲載されている案件の傾向を示す図。Web制作やシステム開発などの専門職と、事務やコンサルティングなどの実務経験系案件があり、カテゴリ数は350種類以上。専門性が高く高単価な案件が多いのが特徴。

ランサーズは、クオリティや納期などのビジネス要件を満たせるスキルが求められ、提案力と実績重視。

本格的に収入を得たい中・上級者におすすめです。

  • 顧客層
    法人クライアントが中心(利用企業65万社以上、大企業や官公庁も)
  • 案件ジャンル
    システム開発、Web開発、デザイン制作・ライティング・コンテンツ制作、ビジネスコンサルティング、データ分析、翻訳といったカテゴリーが人気
  • 単価傾向
    報酬は全体的に高め。10万円~30万円以上の中〜大規模案件も多く、専門スキルを活かしたい人向け

ココナラ:個人向けサービスに強く、価格自由度が高い

ココナラにおけるスキル出品の傾向を示した図。電話占いや相談、SNSアイコンなど個人向けのサービスと、Web制作や動画編集などビジネス向けサービスの両方があり、カテゴリは740種類以上。初心者からプロまで自分のスキルを販売できるのが特徴。

ココナラでは、「寄り添い型」「オリジナリティ重視」のニーズが強く、個人の感性や特技を活かしたサービスが求められます。

自分の商品力・表現力を活かして集客したい人に向いています。

  • 顧客層
    個人が中心。近年は「ココナラビジネス」などで法人利用も増加(利用企業20万社以上)
  • 案件ジャンル
    ホームページ作成、ライティング、イラスト制作、SNS運用、動画編集、AI関連サービス、営業代行、採用代行、電話占いといったカテゴリーが人気
  • 単価傾向
    出品価格は500円〜数十万円まで幅広い。
    売れ行きや単価は、見せ方・評価・レビューの蓄積が大きく影響。

【補足】法人と個人、顧客層によるニーズの違い

法人:ランサーズクラウドワークスのニーズは、成果物の品質、納期、再現性などの「ビジネス水準」が重視されます。

提案・契約交渉などのビジネス対応力も求められるため、一定以上のビジネススキルが必要です。

個人:主にココナラは感性・センス・共感が重視されます。

「この人にぜひ、お願いしたい」と思われることを大切にしましょう。

細かい希望に寄り添えるサービスや、自分らしさが光る内容が好まれやすいです。

ワーカー層と仕事の獲得難易度

クラウドワークス・ランサーズ・ココナラのワーカー層と仕事の獲得難易度を比較した図。クラウドワークスは初心者から上級者まで幅広く難易度は低め、ランサーズは中級者以上向けで獲得難易度が高め、ココナラは初心者も利用できるが競合も多く難易度は中程度。

「どんな人(競合)が使っているか」と「最初の仕事を得るまでの難しさ」を知ることも重要です。

  • 初心者が実績を積みやすいクラウドワークス
  • スキルと経験で勝負できるランサーズ
  • 自分の強みを活かして集客できるココナラ

クラウドワークス:実績ゼロでも挑戦しやすい

クラウドワークスは初心者でも挑戦しやすいことを示す図。タスク案件は簡単作業で件数が多く競争率が低〜中、プロジェクト案件も初心者歓迎があり提案が通りやすいが競争率は中〜高。初心者から上級者まで幅広いワーカー層が利用している。

クラウドワークスには、初心者〜上級者まで幅広いワーカーが登録しています。

副業を始めたい会社員や主婦層からの支持も高く、「まず1件受注したい」という初心者には非常におすすめです。

  • 仕事獲得のしやすさ
    タスク案件や「初心者歓迎」案件が多く、提案が通りやすい。
  • 競争率
    ユーザー数が多いため、好条件の案件には応募が集中しがち。
  • 初受注までの戦略
    まずは簡単な業務で1件実績を作り、評価を積み重ねていくのが王道。

ランサーズ:スキルと実績がものを言う中~上級者向け

ランサーズは中級者〜上級者向けで、スキルと実績が求められることを示した図。専門職系は高品質が求められ提案力が重視され、実務系は即戦力としての経験・実績が必要。どちらも競争率は中〜高で、ワーカー層は中級者・上級者が中心。

ランサーズは中〜上級者を中心に、スキルと実務経験を持つプロフリーランスが多く集まるサービスです。

クライアントも「質の高い成果物」を求める傾向が強く、提案の段階から実力が問われます。

  • 仕事獲得のしやすさ
    初心者にはやや厳しいが、実績があれば高単価案件も狙える。
  • 競争率
    実力のあるワーカーが多く、提案内容のクオリティが求められる。
  • 初受注までの戦略
    他サービス(クラウドワークス等)で実績を積み、ポートフォリオを充実させた上で挑戦すると成功率が高まります。
ランサーズで継続的な仕事を取るために押さえておくべき4つのポイント

ココナラ:スキルの見せ方で選ばれる出品をする

ココナラでは出品内容の差別化によって選ばれることを示す図。初心者は割安価格で中品質、中級者は相場価格で高品質、上級者は高単価のプロ仕様で出品。見込み客は価格重視・コスパ重視・品質重視と目的に応じて出品者を選んでいる。

ココナラでは、スキルや経験のレベルを問わず、「どれだけ魅力的にサービスを見せられるか」が重要になります。

提案式ではなく「出品型」のため、見込み客から選ばれることが何より大切です。

  • 仕事獲得のしやすさ
    出品後すぐに売れるとは限らず、見せ方やSNS集客で差が出る。
  • 競争率
    ライバルは多いが、ポートフォリオ・価格・説明文で差別化できれば有利。
  • 初受注までの戦略
    価格を下げたお試し販売、レビュー重視の戦略、説明文の改善など「マーケティング視点」が不可欠です。
    一度実績がつけばリピートや新規依頼につながりやすくなります。
ココナラで稼ぐ!継続的に売れるために押さえるべき7つのポイント

報酬・手数料・振込サイクル

クラウドワークス・ランサーズ・ココナラの手数料(税込)の違いを比較した図。契約金額11,000円の場合、クラウドワークスとココナラは手取り8,580円(手数料22%)、ランサーズは手取り9,185円(手数料16.5%)。依頼者手数料はココナラとランサーズが5.5%、クラウドワークスは無料。

クラウドソーシングで継続的に稼ぐためには、「報酬から差し引かれる手数料」と「実際に現金が振り込まれるまでのスピード」も非常に重要な要素です。

  • 高額案件であるほど手数料が下がるクラウドワークス
  • 一律16.5%の手数料でわかりやすいランサーズ
  • 手数料22%と高めでも振込スピードが早いココナラ

受注者側の手数料(システム利用料)

サービス名システム手数料(税込)
クラウドワークス10万円以下:22%
10万超~20万円:11%
20万円超:5.5%
ランサーズ一律16.5%
ココナラ一律22%

クライアントワークスは報酬が高くなるほど手数料率が下がるので、20万円を超える高単価案件で有利になります。

ランサーズは、金額に関係なく常に一定で16.5%であり、10万円以下の案件では一番お得です。

ココナラは、3社の中で最も高いですが、後述する振込まわりの利便性は高いです。

クライアント(依頼者)側の手数料

サービス名システム手数料(税込)
クラウドワークス無料
ランサーズ5.5%
ココナラ5.5%

クラウドワークスはクライアント側の手数料が無料なため、案件が集まりやすく、初心者の実績作りに向いています。

以下のツールに報酬金額を入力すれば、各サイトの手数料とあなたが受け取れる金額を自動で計算できます。

クラウドソーシング3社 手数料計算ツール

クラウドソーシングの手数料は高い?使うべきではない人はいる?

振込サイクル・振込手数料

サービス名振込頻度振込手数料
クラウドワークス月2回
・15日締め
・月末締め
・楽天銀行
110円
・その他
550円
ランサーズ月2回
(同上)
+即日払い
(条件あり)
同上
ココナラ毎週1回
(翌週木曜振込)
3,000円以上:無料
3,000円未満:160円

クラウドワークスランサーズは基本的に月2回の振込スケジュールです。

ランサーズはさらに、最短即日で報酬を受け取れる「即日払い」機能が使えます(※GMOあおぞら銀行&Freenanceとの連携が必要)。

ココナラは、振込申請から最短1週間で振込される仕組みで、週1サイクルで利用できます。

さらに、振込申請額が3,000円以上であれば手数料無料という点も魅力です。

契約フローと安全性

クラウドワークス・ランサーズ・ココナラの信頼性と安全性を比較した図。いずれも報酬の仮払いやサポート体制があり、安心して取引が可能。応募型のクラウドワークスとランサーズは条件交渉後に仮払い、出品型のココナラは購入時に仮払いが行われ、やり取り後に納品・報酬確定となる。

報酬の未払いリスクやトラブル時の対応など、取引の安全性はサービス選びの重要なポイントです。

結論として、クラウドワークス・ランサーズ・ココナラの3社はいずれも基本的な安全対策を備えており、信頼性は高いと言えます。

ただし、契約の進め方やトラブル対応の仕組みは、「応募型」「出品型」の違いによって少しずつ異なります。

ここでは以下の2つの観点から比較します。

  • エスクロー制度とトラブル時の対応
  • 契約・やり取りの進め方(応募型と出品型の違い)

エスクロー制度とトラブル時の対応

3社すべてに、報酬未払いを防ぐための「エスクロー(仮払い)制度」が導入されています。

エスクロー制度とは?

クラウドソーシングにおけるエスクロー(仮払い)制度の仕組みを示す図。クライアントが報酬をサイト運営会社に仮払いし、納品・検収後にワーカーへ支払われる流れで、報酬未払いリスクを防ぐ安全な取引構造。

エスクロー(仮払い)制度とは、クライアントが報酬を事前に運営者に預け、納品・検収後にワーカーへ支払う仕組みです。

  1. 両者間で仕事の発注と受注
  2. クライアントが事前に報酬を仮払い
  3. 運営が一時的に預かる
  4. ワーカーが納品・クライアントが検収
  5. 報酬が支払われる

という流れで、「働いたのに報酬が支払われない」といったトラブルを未然に防げる仕組みです。

トラブル時の対応体制

クラウドワークス・ランサーズ・ココナラいずれも、運営がトラブル解決に向けたサポート体制を整えています。

  • 相手と連絡が取れなくなった → 連絡の催促など
  • 納品後に検収が行われない → 運営側で検収手続きなど
  • 規約違反行為(直接やり取りの誘い等)→ 注意やアカウント停止など

事務局に問い合わせれば、上記のようなサポート対応を行ってくれます。

ただし、仕事上のトラブル(納期遅れ / 品質問題 / 著作権侵害など)はクライアントとワーカー同士で解決しなければならないので、その点には注意しましょう。

クラウドワークスのサポート体制【ヘルプ】

ランサーズのサポート体制【ヘルプ】

ココナラのサポート体制【ヘルプ】

契約とやり取りの進め方

サービスによって契約の進め方は異なり、クラウドワークス・ランサーズは「応募型」、ココナラは「出品型」が基本です。

応募型(クラウドワークス・ランサーズ)

応募型クラウドソーシングにおける取引の流れを示した図。クライアントが仕事の依頼ページを作成し、ワーカーが提案、条件交渉と採用を経て仮払いが行われる。納品と検収完了後に報酬が支払われ、最後に評価とレビューが行われる。
  • 取引の流れ
    案件に応募 → 条件交渉 → 契約(仮払い) → 仕事 → 納品→検収完了 → 報酬の受け取り→評価
  • 契約形式の種類
    プロジェクト形式(固定報酬)・時間単価制(時給)
  • 特徴
    クライアントと契約前にメッセージで条件をすり合わせるのが前提。
    仕事内容・納期・報酬などを明確にすることで、トラブルを未然に防げます。

柔軟な契約形式を選べる反面、提案文の作成や交渉力が求められるため、やや経験が必要です。

タスク形式とコンペ形式の違いを比較した図。タスク形式は簡単な質問に回答し承認されれば報酬を受け取れるが、コンペ形式は多数の提案から採用された作品のみが報酬を得られる。タスクは手軽だが単価が低く、コンペは競争が激しいが報酬が高い傾向。

そのほかのタスク形式は、仕事募集ページから指定された作業を直接行って、タスク完了が承認されれば報酬が支払われます。

コンペ形式は、仕事募集ページから「デザイン」「制作物」などを提案します。依頼者から提案が採用されれば、正式に納品したのちに報酬を受け取れます。

出品型(ココナラ)

出品型クラウドソーシングにおける取引の流れを示した図。ワーカーがスキル出品ページを作成し、クライアントが購入と同時に仮払い。トークルームでやり取りを行い、納品・検収完了後に評価・レビューを経て報酬が支払われる。購入前の見積もり相談も可能。
  • 取引の流れ
    スキルの出品→依頼者がサービスを購入 → トークルームでやり取り → 仕事 → 納品 → 検収→評価→報酬の受け取り
  • 事前交渉の方法
    「見積り・カスタマイズ相談」機能を活用すれば、購入前に条件のすり合わせが可能。
  • 特徴
    サービスページの内容=契約条件になるため、
    「対応範囲・納期・できること/できないこと」などを明確に記載する必要があります。

契約は「サービス購入=契約開始」となります。

ただ、出品時に「見積り・カスタマイズ相談」を設定をしておくこともできます。

設定しておけば、いきなり購入されるのではなく、依頼者と購入前のすり合わせができるのでミスマッチを防げます。

福利厚生とランク制度

クラウドワークス・ランサーズ・ココナラの福利厚生とランク制度を比較した図。クラウドワークスは登録者全員が福利厚生対象でPRO認定あり、ランサーズは実績に応じた4段階ランク、ココナラは5段階+PRO認定がある。福利厚生はランサーズ・ココナラとも一定の実績が必要。

ワーカーとしての活動を支えるサポート体制や特典制度にも注目することで、より快適に働ける環境を整えることができます。

  • クラウドワークスは、登録者全員が受けられる手厚いサポートが魅力
  • ランサーズ・ココナラは、実績に応じてスカウトや優遇特典が拡充されていく仕組み

福利厚生・スキルアップ支援

クラウドソーシングでも、会社員と同様に各種割引や講座受講といった福利厚生や学習支援制度が用意されています。

クラウドワークス:クラウドワーカー会員特典

出展:クラウドワーカー会員特典

ランクや実績に関係なく、全登録者が無料で利用可能な福利厚生サービスです。副業初心者にも心強い制度です。

  • 会計ソフトの割引
  • オンライン講座
  • 育児支援(ベビーシッター割引)など

など生活と仕事を支える実用的なサポートが揃っています。

▼ ランサーズ:ランサーズクラブオフ

出展:ランサーズトータルサポート

ランサーズは、フリーランストータルサポートの一環として、福利厚生代行会社「リロクラブ」と提携しています。

過去3ヶ月連続で5,000円以上*の報酬を獲得されている方が対象の福利厚生サービスです。

  • 健康、ヘルスケア
  • 育児介護サービス
  • スポーツ、フィットネス

などといった福利厚生サービスを全国25万施設で優待・割引を受けられます。

▼ ココナラ:ココナラクラブオフ

出展:ココナラクラブオフ

ココナラも、ランサーズと同じく「リロクラブ」と連携して福利厚生サービスを提供しています。

ゴールド・プラチナランクの出品者が対象となります。(3ヶ月間の累計販売額が10,000円以上~)

  • グルメ
  • レジャー
  • スポーツクラブ

といった全国約20万以上の施設で利用できるお得な福利厚生サービスです。

スカウト機能・評価制度

スキルや実績を高く評価されることで、高単価案件へのアクセスやスカウト獲得のチャンスが広がるのも魅力の一つです。

クラウドワークス:PROワーカー認定 & スカウト機能

出展:プロクラウドワーカー【クラウドワークス】

一定の実績や評価を満たすと「PROワーカー」に認定され、信頼性がアップします。

クライアントから直接スカウトが届く機能もあり、継続案件や非公開案件につながる可能性もあります。

▼ ランサーズ:認定ランサー制度

出展:ランサー様向けにランク制度を導入いたしました

「レギュラー」→「ブロンズ」→「シルバー」ランクを経て、受注率・評価・報酬額など厳しい条件をクリアしたワーカーが「認定ランサー」となることができます。

プロフィールに認定マークが付き、高単価・非公開案件の優先紹介や指名発注といった恩恵が受けられます。

実力派フリーランスにとっては信頼の証となる制度です。

出品者ランク制度 & PRO認定

出展:出品者ランクとは

「レギュラー」→「ブロンズ」→「シルバー」→「ゴールド」→「プラチナ」までの5段階のランク制があります。

ランクは、販売実績や評価に応じて自動的にランクが変動していきます。

上位ランクほど検索結果で上位に表示されやすく、購入率もアップ。

さらに、法人対応にも適した「PRO認定制度」もあります。取得することができれば、ビジネス案件や法人取引のチャンスも広がります。

独自機能

クラウドワークス・ランサーズ・ココナラの独自機能を紹介する図。クラウドワークスは全会員対象の福利厚生、ランサーズは報酬の即日払い、ココナラは画像や文章などのコンテンツ販売機能があり、それぞれに特徴的なサービスがある。

最後に、主要3サービスが展開する独自機能をご紹介します。

クラウドワークス:「クラウドワーカー会員特典」

クラウドワークスでは、登録者全員が無料で利用できる福利厚生制度「クラウドワーカー会員特典」を提供しています。

ランクや実績に関係なく、誰でも今すぐ使える支援制度が揃っている点は、他サービスにない大きな魅力です。

  • オンライン講座やスキルアップ支援
  • ベビーシッターや保険のライフサポート
  • ピクスタやAdobeの割引などのお仕事サポート

ランサーズ:「報酬の即日払い」サービス

ランサーズでは、報酬を当日〜翌日中に指定の口座に振り込むことができる「報酬の即日払い」機能を提供しています。

提携するGMOあおぞらネット銀行と金融サービス「Freenance(フリーナンス)」の仕組みを活用したものです。

急な支出に対応したい、資金繰りをスムーズにしたい方に心強いオプションです。

※利用には以下の条件をすべて満たす必要があります。

  • ランサーズの本人確認が完了している
  • 振込先口座にGMOあおぞらネット銀行を設定
  • Freenanceに会員登録し、本人確認を完了
  • 過去にランサーズでの出金実績がある
  • 出金額(手数料5%差引後)が1万円〜50万円以内
  • 日本国内に在住している

フリーランスの請求書を即日払い【FREENANCE】

ココナラ:コンテンツ販売できる「ココナラコンテンツマーケット」

出展:ココナラコンテンツマーケット

ココナラでは、コンテンツ販売ができる場である「ココナラコンテンツマーケット」が提供されています。

スキル提供とは異なるストック型収益を構築できるサービスです。

時間を切り売りするのではなく、作ったコンテンツを何度でも販売できる仕組みで、スキルの資産化を目指せます。

イメージとしては、note販売です。販売可能なものは以下のようなコンテンツが挙げられます。

  • ノウハウ記事
    副業の始め方、営業マニュアルなど
  • デザインテンプレート
    名刺・バナー・SNS素材など
  • イラスト・写真素材 
    キャラクター立ち絵、背景など

このように、大手クラウドソーシング3社にはそれぞれの特色があります。

まずは興味のある2〜3社に登録し、プロフィールやポートフォリオを整えてみるのがおすすめです。

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【クラウドソーシングの選び方】 応募型+出品型を合わせて選ぼう

クラウドワークス・ランサーズ・ココナラの3社を登録ユーザー数、利用企業数、依頼者層、応募型・出品型の対応可否、働き手の手数料で比較した表。クラウドワークスは応募型に特化、ランサーズは応募・出品両方対応、ココナラは出品型が中心。手数料はランサーズが最も低い。

クラウドワークス・ランサーズ・ココナラを7つの項目で比較してきました。

その中でも「メインの依頼者層」「応募型 / 出品型」「働き手の手数料」の3つの違いが特に重要です。

おすすめなのは、「応募型」と「スキル出品型」のサービスを1つずつ組み合わせて使うこと」です。

応募型と出品型の違いを比較した図。応募型は提案して選ばれる能動的な形式で、クラウドワークスとランサーズが該当。出品型はサービスを登録して依頼を待つ受動的な形式で、ココナラとランサーズが該当。

「クラウドワークス・ランサーズ・ココナラの中から1つを選ぶ」よりも、異なるタイプのサービスを併用することで、仕事のチャンスを最大化できます。

私自身も、3社すべてに登録して活動したのち、ランサーズで「認定ランサー」、ココナラで「プラチナランク」を取得できました。現在は、この2社を主軸に活動中です。

「応募型」と「出品型」の特徴

応募型と出品型の特徴を比較した図。応募型は依頼者が仕事を募集し、働き手が提案を送って選ばれる形式。出品型は働き手がスキルを出品し、依頼者が内容を見て購入する形式。仕事の獲得方法が「能動的」か「受動的」かが大きな違い。

「応募型」はクライアントが募集している仕事に対して、「この仕事をやらせてください!」と提案・応募するスタイルです。

クラウドワークス

ランサーズ

「出品型」は自分のスキルや知識を「〇〇します」と商品として出品し、それを見たクライアントから購入されるのを待つスタイルとなります。

ココナラ

ランサーズ(パッケージ出品)


この2つのスタイルを併用することで、

  • 自分に向いている働き方を見つけやすい
  • 仕事の獲得、収入を増やせるチャンスが広がる
パソコン1台からできる!副業フリーランスの仕事を始める方法
文野くん
文野くん

なるほど、3つから選ぶんじゃなくて、「応募型」と「出品型」で考えるだね。

美図紀さん
美図紀さん

そうなんです。能動的に動く営業型と、依頼を待つ出店型の両方を活かすのがコツ!

【タイプ別】目的に合わせた使い分けのヒント

以下に、目的やスキルレベルに適したサービスをまとめました。あなたの現状に近い項目を参考にしてみてください。

タイプ別におすすめのクラウドソーシングサービスを紹介する図。クラウドワークスは「簡単な作業で副収入を得たい人」、ランサーズは「専門スキルで高収入を狙いたい人」、ココナラは「趣味や特技を活かして稼ぎたい人」に向いている。全社登録すれば仕事獲得のチャンスを最大化できる。

「とにかく簡単な作業から副収入を得たい」初心者の方

案件数が非常に多く、未経験者向けのタスク案件も豊富なクラウドワークスに登録!

まずはここで副業の感覚を掴みながら、コツコツ実績を積むことができます。

スキマ時間を活かしたい主婦の方、副業がどんなものか試したい方にオススメです。

「専門スキルで高収入を狙いたい」経験者の方

Web制作・マーケ・ライティングなど、専門スキルを活かせる高単価案件が多数のランサーズに登録!

信頼と実績を積めば「認定ランサー」として営業せずに直接依頼が来る環境も目指せます。

副業から始め将来的にはフリーランスを目指す人にもオススメです。

「趣味や特技を活かしてマイペースに稼ぎたい」方

イラスト・占い・相談など、他のサイトでは見られない個性的なサービスを出品可能なココナラに登録!

ワンコイン(500円)から出品できるため、実績ゼロでも始めやすく、着実に成長が可能。

自分のスキルを活かした副業、ニッチなサービスで独立などを目指す人にもオススメです。

「機会を最大化したい・色々試してみたい」方

3サービスすべて登録もあり!

ただし最初から管理が煩雑になる可能性もあるため、まずは2つから始めて慣れてきたら3つ目に挑戦するのが無理なく続けるコツです。

あるいは、まずは3つとも登録して、「継続案件を獲得できたサイト」や「実績や知名度が伸びたサイト」に絞っていきましょう。

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文野くん
文野くん

複数登録が基本なんだね。でも2〜3サイトも管理するって、ちょっと大変そう。

美図紀さん
美図紀さん

最初から全部をフル活用する必要はなくて、まずは1つをメインに、もう1つは「気になる案件があれば応募する」くらいでOKです!

初心者におすすめなクラウドソーシングの始め方

サービスに登録したものの、最初の一歩をどう踏み出せばいいかわからない

これは多くの初心者に共通するお悩みです。

この章では、最初の案件をスムーズに獲得するための具体的なアクションプランをまとめました。

【仕事を始める前に】第一印象が決まるプロフィールを整えよう

案件を探す前に、まず最優先で整えたいのがプロフィールの「アイコン画像」です。

プロフィール画像によって第一印象が大きく変わることを示した図。初期設定のままだと初心者感や信頼性の低さ、差別化の難しさがある一方、オリジナル画像に変更することでプロ感や安心感、信頼性アップと自分らしさのアピールにつながる。

初期設定のままでは、依頼者に次のような印象を与えてしまいます。

  • サイトに登録したての初心者感が強い
  • どこの誰だがわからなく信頼性に欠ける
  • 印象に残らず、他のワーカーとの差別化ができない

このような初期設定アイコンでは、せっかく良い内容の提案をしてもスルーされてしまうことがあります。

あなたのイメージを表す写真やオリジナルのイラストをプロフィール画像にして、「プロ感」「信頼感」「あなたらしさ」を表現しましょう。

おすすめのアイコン設定

  • 顔出しOKな方
    清潔感のある本人写真、あなたらしさが出ている写真
  • 顔出しNGな方
    ココナラなどで依頼し、オリジナルイラストを作成してもらう

なお、ココナラでイラストを発注してみることで、依頼者側の体験を知ることもでき、今後の活動に大いに役立ちます。

「似顔絵」や「SNSアイコン」で検索するのがオススメです。

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More(モア)
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← この私のアイコンもココナラにて、イラストレーターの方に3,000円で描いてもらいました!

【応募型】まずは簡単な案件から or スキルを活かして実績づくり

「応募型」のクラウドワークスやランサーズでは、まず1件でも実績(評価)をつけることが信頼獲得の第一歩です。

ただし、スタート地点は人によって異なります。

以下の2タイプ別に最適な始め方をご紹介します。

応募型のクラウドソーシングにおけるアクションプランを示した図。完全初心者はタスク系案件をこなし、スキルがある人はスキルを活かせる案件に提案。評価を積み重ねたうえで、プロジェクト案件や高単価案件にステップアップしていく流れを解説している。

【タイプ1】スキルや実績がない完全初心者の方

完全初心者の方で、実績やポートフォリオがない場合、そのサイト内での評価が全くないとプロジェクト案件に提案しても選ばれる可能性はとても低いです。

そのため、まずはスキル不要で完了しやすいタスク系の案件を選びましょう。

完了実績がつくだけで、次の提案時の信頼度が大きく変わります。

おすすめの仕事例:カンタン作業やタスク系

  • データ入力
  • アンケート回答
  • テープ起こし・文字起こし

特にクラウドワークスでは、案件数が多く初心者歓迎の仕事も豊富です。

また、ランサーズの「プロジェクト形式」の仕事は競争率がやや高いです。

まずは「タスク形式」の簡単な案件から取り組んで評価を貯めるのがおすすめです。

【タイプ2】すでに活かせるスキル・実績がある方

すでに実績やポートフォリオがある人は、提案でアピールできるカテゴリーの「プロジェクト案件」に応募・提案しましょう。

そのサイトでの評価が少ないうちは「初心者OK」「報酬相場がやや低め」の案件に狙いを絞ると採用されやすくなります。

案件に提案する時のポイント

  • クライアントの希望納期、予算内におさまる提案をする
  • ポートフォリオ(自主制作の実績や過去の成果物)をしっかり提示する
    → 提示する内容は「案件の内容と関係があるもの」に絞る
  • 単価にこだわりすぎず、まずは「実績づくり」を優先する

スキルがある方でも、最初は「実績が少ないことによる不利」をどうカバーするかが重要です。

数件でも評価がつけば、より高単価な案件にも提案が通りやすくなっていきます。

【出品型】まずは“得意 × 低リスク価格”でスタートしよう

ココナラのような出品型サービスでは、自分の得意なことを「少し安めの価格」で出品することが成功への第一歩です。

いきなり本格的なサービスにするのではなく、提供しやすく、買ってもらいやすいシンプルな内容から始めましょう。

出品型における価格設定のステップアップ手順を示した図。STEP1では相場より低単価で出品して実績と評価を集め、STEP2で相場価格に引き上げて信頼性を向上。STEP3では販売数や内容に応じて高単価へ調整し、収益最大化を目指す流れを解説している。

SNS集客をしているか、あなたが有名人でない限り、依頼者はあなたのことを知りません。

実績や評価があまりないサービスに、高いお金を払ってお願いするのは勇気が要りますよね。

だからこそ、ココナラを始めたての頃は、低単価にして「買ってもらうハードル」を下げる戦略が有効です。

価格設定のコツ

  • 同ジャンルの相場の最低価格からスタートする
  • 割安価格での販売数に上限をつけておく(例:「初回限定5件までこの価格」)
    → 実績と評価が集まったタイミングで価格改定やオプションを追加していく

関連記事:単価・報酬の決め方を7ステップで解説

最初は「実績づくり」が目的と割り切る

出品直後は、なかなか売れないのが普通です。

まずは利益よりも「評価とレビューの獲得」を目的に、安価な価格で丁寧な対応を心がけるのが成功のコツです。

実績づくりの戦略

  • STEP1
    安価に提供し、丁寧な対応を徹底する
  • STEP2
    高評価がつくと検索順位が上がり、売れやすくなる
  • STEP3
    実績が増えたら、価格を相場価格に戻す
  • STEP4
    依頼数や需要に合わせて、上位プランやオプション追加で単価アップ

また、1つのサービスに実績がついてきたら、そこから関連ジャンルに派生させてサービスの横展開を図るのも効果的です。

たとえば「SNSアイコン作成」が好評であれば、「SNSヘッダー画像作成」「似顔絵」などのサービスを追加していくことで、より幅広いニーズに応えられるようになります。

依頼者からの要望や他の人気出品者の出品内容を参考にしながら、自分のサービス内容を見直していきましょう。

【購入率アップ】ココナラ出品ページを整える3つのポイント

購入を迷っているユーザーが「信頼できそう」「内容がわかりやすい」と感じるように、出品ページの情報整理と見せ方の工夫が大切です。

効果的な工夫ポイント

  1. 「できること/できないこと」を明記し、認識ズレを防ぐ
    → トラブル防止&丁寧さのアピールにつながります
  2. 基本料金とオプション(特急対応・修正追加など)を明確に分けて提示
    → 購入者が予算を組みやすく、納得感のある価格構成にする
  3. ポートフォリオ画像をしっかり掲載(作例・成果物)
    → 具体的なイメージが伝わることで安心感アップ&購入率も向上
文野くん
文野くん

早く仕事を探さなきゃって焦ってて、プロフィールアイコンのことなんて完全に忘れた!

美図紀さん
美図紀さん

それ、一番もったいないパターン!プロフィールは“自分というお店の看板”みたいなものです。

クラウドソーシングで失敗しない!仕事選び、信頼される働き方、単価UPまで徹底解説

【FAQ】よくある質問・お悩み

ここでは、クラウドソーシングを始めたばかりの初心者が抱きやすい疑問にお答えします。

副業で稼いだお金に確定申告は必要ですか?

はい、所得額によっては副業でも確定申告が必要になります。

会社員など給与所得がある場合、副業での「所得(=収入-経費)」が年間20万円を超えると確定申告が必要です。
各サービスでは年間の取引履歴レポートをダウンロードできるため、20万円を超えそうな場合は経費の領収書や取引明細をこまめに保存しておきましょう。

関連記事:副業の確定申告をラクにする方法

初めて案件を獲得するまで、どれくらいかかりますか?

個人差はありますが、早ければ数日、時間がかかると数週間〜数ヶ月です。

クラウドワークスやランサーズのような応募型では、積極的に提案すれば1〜2週間以内に初受注できるケースも多く見られます。
一方、ココナラのような出品型では、初回依頼までに数週間〜1ヶ月以上かかることも珍しくありません。
焦らず、出品ページやプロフィールを設定して、ときどき見直しておくことが大切です。

クラウドワークスとランサーズ、両方に登録してもいいですか?

はい、むしろ両方に登録することで仕事のチャンスが広がります。

多くのフリーランスが、複数のサービスを併用しながら案件の幅を広げています。
それぞれに得意分野やクライアント層の違いがあるため、「片方では見つからなかった仕事が、もう片方で見つかる」といったケースも多くあります。

この3社以外にも、クラウドソーシングサービスはありますか?

はい、大手3社以外にも、目的や専門性に特化したクラウドソーシングサービスが多数あります。

例えば以下のように、それぞれのニーズに合わせたサービスが存在します。

  • シュフティ
    主婦向けの在宅ワークに強み
  • クラウディア
    報酬に応じて3〜15%の低手数料&アンケートなど初心者タスクが豊富
  • つなぐ
    販売者手数料が銀行振込で2.8%、他決済で5.5%と業界最安水準
  • REPO(ルポ)
    ライティング特化のクラウドソーシングサービス
  • mama works
    子育て中のママ向けに在宅・時短OKの求人を多数掲載
  • SKIMA(スキマ)
    イラスト制作といった創作系に特化したスキル販売サイト
  • ITプロパートナーズ
    週2〜3日の案件も豊富な、ITエンジニア・デザイナー専門サイト

まずはクラウドワークス・ランサーズ・ココナラといった大手3社で基礎を固め、必要に応じてこうした専門特化型サービスを併用していくのがおすすめです。

大手では見つからないニッチな案件や、高単価なマッチングが期待できるケースもあります。

3サービスの違いを理解し、自分に合った組み合わせで活用しよう!

この記事では、主要なクラウドソーシングサービス3社の特徴を比較し、初心者に最適な選び方や活用法を解説してきました。

クラウドワークス・ランサーズ・ココナラの3社を登録ユーザー数、利用企業数、依頼者層、応募型・出品型の対応可否、働き手の手数料で比較した表。クラウドワークスは応募型に特化、ランサーズは応募・出品両方対応、ココナラは出品型が中心。手数料はランサーズが最も低い。

どのサービスが“正解”かは、人によって異なります。

だからこそ重要なのは、「あなたの目的」に合ったサービスを選び、段階的に使い分けること。

  • スキルアップが目的なら → ランサーズ
  • 気軽に副収入を得たいなら → クラウドワークス
  • 自分の特技を活かして自由に働きたいなら → ココナラ

まずは気になった2サービスに登録し、プロフィールを整えることから始めてみましょう。あなたにぴったりの働き方が、きっと見つかります。

クラウドワークス

案件数は業界最大級。初心者歓迎のタスクや案件が豊富で、副業の第一歩を踏み出しやすいプラットフォームです。
ただし、報酬単価はやや低めな傾向があるため、**「まずは実績づくり」**という目的に向いています。

▶ ランサーズ

専門スキルを活かせる高単価案件が多数。フリーランスとして本格的に稼ぎたい人に適しています。
一方で、スキルや実績がない状態では採用のハードルが高くなる点には注意が必要です。

▶ ココナラ

イラスト・相談・占いなど、自分の趣味や得意なことを商品化できるユニークなスキルマーケット。
時間に縛られず、自分のペースで活動したい人におすすめですが、最初は売れるまで時間がかかることもあります。

文野くん
文野くん

単に「どのサイトを使うか」ではなくて、自分の目的や段階に応じてどう組み合わせて使うかが大事なんだね!

美図紀さん
美図紀さん

クラウドソーシングのサービスは就職先ではなく、あなたの事業を支えるパートナー。どう活用するかを自分で戦略的に考えることが大切です!