DMM FXは、動画配信や電子書籍などで知られるDMMグループが運営するFXサービスです。
大手企業が提供していることから、信頼性やサポート体制に安心感を持つ方も多いでしょう。
とはいえ、実際に口座開設をしようかどうかと考える際には
DMM FXはいくらから始められるのだろうか?
自分に合ったFX会社なのかな?失敗はしたくない!
といった疑問を感じるのが正直なところです。
本記事では、DMM FXはいくらから始められるのかをはじめ、他社と比較した特徴やメリット・デメリットをわかりやすく解説します。さらに、どんな人に向いているのかも紹介します。
この記事を読めば、DMM FXがあなたに合っているかどうかが明確になるでしょう。
まずは本記事の結論からお伝えしていきましょう。
DMM FXを他社と比較した際の総合評価は以下の通りです。
DMM FXの相対的な評価

DMM FXは、スプレッド(取引コスト)や各種手数料が業界トップ水準。
さらに、高機能な取引ツールとLINEを含むサポート体制の充実度も高く、安心して取引を始められる環境が整っています。
一方で、基本の取引単位は1万通貨が原則です。
多くの通貨ペアで1,000通貨から取引できる他社と比べると、必要資金はやや多めになります。
※DMM FXでも「ミニ通貨ペア」として1,000通貨で取引できるものが4種類あります。
こうした特徴を踏まえて、DMM FXを始める際の必要資金の目安や、向いている人・向いていない人を整理しました。
DMM FXはどんな人に向いている?
DMM FXは超少額(数万円)から練習したい層にはややハードルが高く、最低でも10万〜30万円程度の資金を準備するのが望ましいです。
この金額の根拠については、次の章で実際の証拠金をもとに計算します。
- デイトレード中心で取引回数を重ねたい
- FX初心者で、手厚いサポート(LINE対応など)を重視する
DMM FXは、初心者であってもFXに対して「これから上手くなって稼ぐぞ!」と本気度高めの人にオススメです。
デイトレードでがつがつ取引することで、取引回数に応じて貯まる「取引応援ポイント」も有効活用できます。
- とりあえず数万円の資金からFXを体験、練習したい
- 自動売買(システムトレード)をメインに利用したい
まずは少額取引で「FXってどんなかんじ?」と試してみたい人には、DMM FXは合わないかもしれません。
また、DMM FXでは自動売買が禁止されているので、自動売買をしたい人は注意しましょう。

DMM FXはサポートが手厚くて初心者にも良さそうだけど、始めるにはある程度まとまった資金が必要なんだね。

ただ、DMM FXでも主要な通貨ペアの一部は、1,000通貨から取引できる「ミニ通貨ペア」も用意されています!
DMM FXで取引を始める際は、まず「最小取引単位(1ロット)」と取引に必要な「証拠金」について理解しておきましょう。

DMM FXの通常通貨ペアの最小取引単位は1ロット=10,000通貨です。
これは他の多くのFX会社と比べるとやや大きめの設定となります。
ただし、DMM FXではトレーダー人気の高い主要4通貨ペアは1,000通貨から取引できる「ミニ通貨ペア」も用意されています。
- 通常の通貨ペア:1ロット = 10,000通貨
- ミニ通貨ペア:1ロット = 1,000通貨
(対象:米ドル/円、ユーロ/円、ポンド/円、豪ドル/円)
1ロット=10,000通貨と1,000通貨の取引イメージ
「1ロット=10,000通貨」と言われてもピンとこない方も多いでしょう。
例として、「米ドル/円」を取引する場合を見てみます。
仮に1ドル=150円のとき、レバレッジをかけない(1倍)の場合、証拠金は以下の通りです。
| 取引単位 | 証拠金(レバレッジ1倍) |
|---|---|
| 10,000通貨(1万ドル) | 約150万円 |
| 1,000通貨(1,000ドル) | 約15万円 |
もちろん、FXではレバレッジ(国内最大25倍)をかけられるため、実際にはこれほどの金額を用意する必要はありません。
このとき、実際に取引に必要な最低限の資金のことを「必要証拠金」と呼びます。
DMM FXの必要証拠金の計算例
DMM FX(および国内の多くのFX会社)では、必要証拠金は次の計算式で求められます。
必要証拠金の計算式
(通貨ペアのレート × ロット数 × 通貨単位) ÷ レバレッジ(25倍)
この式に当てはめることで、主要な通貨ペアを取引する際の最低限必要な資金(必要証拠金)を求めることができます。
以下では、「通常の通貨ペア(10,000通貨)」と「ミニ通貨ペア(1,000通貨)」に分けて、それぞれの計算例を紹介します。
たとえば、米ドル/円=150円の場合、1ロット(10,000通貨)を取引するための計算は次の通りです。
150円 × 1ロット × 10,000 ÷ 25倍 = 60,000円
【主な通貨ペアの必要証拠金(10,000通貨)】
| 通貨ペア | レート | 必要証拠金 (1ロットあたり) |
|---|---|---|
| 米ドル/円 | 150円 | 60,000円 |
| ユーロ/円 | 160円 | 64,000円 |
| NZドル/円 | 90円 | 36,000円 |
| スイスフラン/円 | 190円 | 76,000円 |
| 南アフリカランド/円 | 8円 | 3,200円 |
| トルコリラ/円 | 3.6円 | 1,440円 |
次に、米ドル/円ミニ=150円の場合の計算です。
150円 × 1ロット × 1,000 ÷ 25倍 = 6,000円
【主な通貨ペアの必要証拠金(1,000通貨)】
| 通貨ペア | レート | 必要証拠金 (1ロットあたり) |
|---|---|---|
| 米ドル/円ミニ | 150円 | 6,000円 |
| ユーロ/円ミニ | 160円 | 6,400円 |
| 英ポンド/円ミニ | 180円 | 7,200円 |
| 豪ドル/円ミニ | 100円 | 4,000円 |
このように、DMM FXではミニ通貨ペアならで数千円台の証拠金、通常通貨ペアなら数万円の証拠金が最低限必要になります。

米ドル/円なら「ミニ通貨ペア」を選べば6,000円から取引できるんだね!

ただし、それはあくまで取引に必要な「最低証拠金」です!6,000円ちょうどの資金では、少しでも相場が不利に動くとすぐにロスカット(強制決済)になってしまいます。

実際に取引を続けるには、余裕を持った資金の準備が必要ですよ!

DMM FXでは、初回入金額に最低金額の制限はありません。
理論上は、前章で紹介した必要証拠金(例:米ドル/円ミニなら約6,000円)と同程度の金額を入金すれば取引を開始できます。
しかし、必要証拠金ぎりぎりでの取引は非常に危険です。
為替レートが少し動いただけで、すぐにロスカット(強制決済)されてしまうリスクがあります。
安定した取引を行うためには、値動きに耐えられるだけの余裕資金を準備しておくことが重要です。
必要証拠金以上の資金が必要な理由(証拠金維持率とロスカット)
FX取引では、「証拠金維持率」という指標が非常に重要です。
これは、取引に必要な証拠金に対して、口座にどれくらいの純資産(余裕資金)があるかを示す割合です。
証拠金維持率=(資金 ± 評価損益) ÷ 必要証拠金 × 100

DMM FXでは、この証拠金維持率が50%を下回ると「ロスカット」が発動し、保有しているポジションが自動的に強制決済されます。
つまり、証拠金維持率を高く保つ=安全に取引を続けられるということです。
ロスカットの仕組みを、以下の条件を仮定して見てみましょう。
- 口座資金:60,000円
- 取引通貨ペア:米ドル/円(150円)
- 取引数量:1ロット(10,000通貨)
- 必要証拠金:60,000円(証拠金維持率100%)

❶ レートが148円に下落(予想と反対に2円下落)
- 評価損:−20,000円
- 純資産:40,000円(口座資金60,000円 − 評価損20,000円)
- 証拠金維持率:約66.7%(40,000 ÷ 60,000)
❶の時点では、含み損が-2万円であるものの、自分から損切りをしない限りは取引を継続できます。
❷ レートが147円に下落(予想と反対に3円下落)
- 評価損:−30,000円
- 純資産:30,000円(口座資金60,000円 − 評価損30,000円)
- 証拠金維持率:50.0%(30,000 ÷ 60,000)
この❷の時点で証拠金維持率が50%に達したので、ロスカットが発動して取引は強制的に終了されます。
保有中のポジションは強制的に決済されるため、資金が当初の半分の30,000円になってしまいます。
このように、必要証拠金ぎりぎりの資金であるほど、わずかな価格変動でも強制決済されてしまいます。
初めに取引したロット(必要証拠金)に対して、余裕を持った資金の準備が安全な運用につながります。
証拠金維持率の安全圏と始めやすい資金額
ロスカットを避け、安定して取引を続けるためには、証拠金維持率を常に高い水準(安全圏)に保つことが大切です。
この「安全圏」は、取引スタイルやリスク許容度によって異なります。
| トレンドスタイル (取引の間隔) | 証拠金維持率の目安 |
|---|---|
| スキャルピング (数秒~数分) | 200~300% |
| デイトレード (数時間~1日以内) | 300~500% |
| スイングトレード (数日~数週間) | 800~1,000%以上 |
本記事では、FX初心者にも取り組みやすい「デイトレード」を基準(証拠金維持率300~500%)として考えます。
ここでは、米ドル/円ミニ(1,000通貨)を取引する場合に、どのくらいの資金があれば安心かを計算してみましょう。
※最終的な投資判断や入金額は、ご自身の資金状況を踏まえてご判断ください。
米ドル/円ミニ(1ロット=1,000通貨)の必要証拠金は約6,000円です(1ドル=150円のとき)。
デイトレードの安全圏(証拠金維持率300~500%)を保つためには、以下の式で最低限欲しい資金額を求められます。
余裕資金 = 必要証拠金 × 取引数量 × 証拠金維持率(300~500%) ÷ 100
ドル円:取引数量別の推奨資金額(デイトレード目安)
| 取引数量 (1,000通貨単位) | 必要証拠金 (米ドル/円) | 資金目安 (維持率300~500%) |
|---|---|---|
| 1ロット | 6,000円 | 約18,000~30,000円 |
| 5ロット | 30,000円 | 約90,000~150,000円 |
| 10ロット | 60,000円 | 約180,000~300,000円 |
| 20ロット | 120,000円 | 約360,000~600,000円 |
| 50ロット | 300,000円 | 約900,000~1,500,000円 |
FX初心者の方は、10,000通貨の少額取引から始めるのがおすすめです。
DMM FXでは、ドル円ミニ通貨ペアなら10ロット分、通常通貨ペアなら1ロット分の取引となります。
上の表からもわかるように、米ドル/円ミニを10ロット取引する場合は約30万円の資金があれば、証拠金維持率500%を確保でき、ひとまず安心と言えるでしょう。
もちろん、10万円前後から始めることも可能ですが、その場合は取引数量を5ロット以内に抑えるなど、資金管理を徹底することが重要です。

ドル円なら最低6,000円でも取引はできるけど、安全にデイトレードするなら10~30万円は用意しておいた方がいいってことだね!

そうです!用意できる資金で取引できるロット数は、あらかじめ知っておきましょう。慣れてきたら、少しずつ取引数量を増やしていくといいでしょう。
DMM FXには多くの注目ポイントがありますが、特に筆者が強みとして挙げたいのは次の3点です。

- 独自のポイント制度がある
- サポート体制が充実している
- クイック入金対応の金融機関が多い
DMM FXは初心者から経験者まで幅広く満足できるFXサービスとなっています。
まずは基本スペックで全体像を確認し、その後に他社との比較を見ていきましょう。
DMM FXのスペック
| 特徴 | |
|---|---|
| スプレッド | ◎ 業界最狭水準 |
| 最小取引単位 | 通常:1ロット=10,000通貨 (※一部1,000通貨ペアあり) |
| スワップポイント | ○ 業界平均水準 |
| 通貨ペア数 | 23種類 |
| レバレッジ | 最大25倍(固定) |
| 取引手数料 | 各種無料 (入出金・口座維持・ロスカット・登録) |
| 強制ロスカットルール | 証拠金維持率50%以下で発動 |
| 常設キャンペーン | 現金化できるポイント制度 |
| 口座開設キャンペーン | 最大50万円キャッシュバック |
| 自動売買 | × 不可 |
| 両建て取引 | ○ 可能 |
| おすすめ投資スタイル | デイトレード向き |
| 取引ツール | スマホアプリ・PC対応(使いやすいUI) |
| クイック入金 | 約340行の金融機関に対応 |
| 口座開設 | 最短当日(オンライン完結) |
| デモ取引 | 最大3か月利用可能 |
| サポート体制 | 電話・メール・チャットボット・LINE対応 |
DMM FXは、最小取引単位がやや高め(1万通貨)であるものの、スプレッドやスワップポイントは業界でもトップクラスの水準です。
さらに、入出金や口座維持、ロスカットなど各種手数料が無料のため、DMM FXは業界最低水準のコストで取引できるFX会社といえます。

また、独自の「取引応援ポイント」制度(※現金化可能)も魅力です。
取引量に応じてポイントが貯まり、現金還元もできるため、取引頻度が多いアクティブトレーダーほど恩恵を受けやすい仕組みになっています。
口座開設もオンラインで最短1時間とスピーディー。すぐにFXを始めたい方にも適しています。
サポート体制が電話・メール・チャットボット・LINEに対応しており、困ったときにすぐ質問できる安心感があります。
約340行の金融機関に対応したクイック入金により、入金の反映を待つストレスなく取引を始められる点も高く評価できます。

こうして見ると、取引単位が少し大きめな点を除けば、コストもサポート体制もかなり優秀だね。

LINEで気軽にサポートを受けられるのは、初心者の方にとって大きな安心材料ですね!
では次に、このスペックが他社と比べてどの程度優れているのか、具体的な項目で見ていきましょう。
DMM FXと大手他社との比較
ここでは、FX会社を選ぶ際に特に重視される次の5つの観点から、DMM FXと主要な大手FX会社を比較していきます。
- スプレッド:売値と買値の価格差。FXにおける実質的な取引コスト
- スワップポイント:通貨間の金利差によって発生する損益
- 取引単位:1回の注文で売買できる最小数量(1ロットあたりの通貨量)
- レバレッジ倍率:自己資金の何倍まで取引できるかを示す指標(倍率が高いほどハイリスク・ハイリターン)
- 自動売買:システムが自動で売買を行う取引方法
| スプレッド(銭) | DMM FX | 松井証券 | ヒロセ通商 | みんなのFX | GMO クリック証券 |
|---|---|---|---|---|---|
| USD/JPY | 0.2 | 0.2 | 0.2 | 0.2 | 0.2 |
| EUR/JPY | 0.4 | 0.5 | 0.4 | 0.4 | 0.4 |
| GBP/JPY | 0.9 | 0.9 | 0.9 | 0.9 | 0.9 |
| AUD/JPY | 0.5 | 0.5 | 0.5 | 0.5 | 0.5 |
| NZD/JPY | 0.7 | 1.2 | 0.6 | 0.7 | 0.7 |
| EUR/USD | 0.3 | 0.4 | 0.3 | 0.3 | 0.3 |
| GBP/USD | 1 | 0.6 | 0.6 | 0.8 | 1 |
| AUD/USD | 0.4 | 0.4 | 0.4 | 0.4 | 0.4 |
DMM FXのスプレッドは、主要通貨ペアで業界最狭水準を維持しています。
特にUSD/JPYやEUR/USDなど、取引頻度の高いメジャーペアでは、他社と同等またはそれ以上に低コストです。
近年は、主要FX会社の多くがスプレッド競争を強化しており、この項目だけで大きな差が出ることは少なくなっています。
したがって、スプレッドは「最低限の条件」として捉え、それ以外の要素(取引ツール・サポート・キャンペーンなど)を重視して比較するのが良いでしょう。
| スワップポイント 買い・売り | DMM FX | 松井証券 | ヒロセ通商 | みんなのFX | GMOクリック証券 |
|---|---|---|---|---|---|
| USD/JPY | 163・-166 | 161・-201 | 166・-201 | 165・-165 | 167・-167 |
| EUR/JPY | 101・-104 | 69・-99 | 90・-140 | 100・-100 | 100・-100 |
| GBP/JPY | 204・-207 | 190・-210 | 192・-212 | 200・-200 | 216・-216 |
| AUD/JPY | 89・-92 | 75・-95 | 89・-115 | 97・-97 | 99・-99 |
| NZD/JPY | 51・-54 | 53・-80 | 48・-73 | 48・-48 | 55・-55 |
| TRY/JPY | 30・-33 | 31・-31 | 30・-35 | 30.1・-30.1 | 33・-33 |
| MXN/JPY | 16・-19 | 16・-26 | 15・-20 | 15.1・-15.1 | 17.5・-17.5 |
| ZAR/JPY | 15・-18 | 15・-15 | 13・-18 | 13.1・-13.1 | 15.5・-15.5 |
上の表は2025年10月28日(火)のスワップポイント(1万通貨あたり)を調査したものです。
DMM FXのスワップポイントは、主要通貨ペアで他社とほぼ同水準にあり、スワップ投資を目的とした長期運用にも対応できるレベルです。
一方で、マイナススワップ(売りポジション時の支払い)が、プラススワップ(買いポジション時の受け取り)より大きく設定されている点には注意が必要です。
また、FX会社ごとに高金利通貨やメジャーペアなど、スワップポイントを重視している通貨ペアは異なります。
そのため、スワップポイントを重視した取引を行いたい方は、自分が取引したい通貨ペアのスワップ条件が最も有利な会社を選ぶようにしましょう。
| DMM FX | 10,000通貨※ |
| 松井証券 | 1通貨 |
| ヒロセ通商 | 1,000通貨 |
| みんなのFX | 1,000通貨 |
| GMOクリック証券 | 1,000通貨 |
DMM FXの取引単位は、通常通貨ペア(全23種類)で1ロット=10,000通貨と他社と比べるとやや大きめに設定されています。
ただし、前述の通り、人気の高い主要4通貨ペア(ドル/円・ユーロ/円・ポンド/円・豪ドル/円)については、1ロット=1,000通貨で取引できる「ミニ通貨ペア」が用意されています。
そのため、これら主要ペアを中心に取引する方であれば、取引単位の大きさはほとんどデメリットになりません。
少額から取引を始めたい初心者でも、十分に対応可能です。
| DMM FX | 25倍固定 |
| 松井証券 | 1・5・10・25倍選択 |
| ヒロセ通商 | 25倍固定 |
| みんなのFX | 25倍固定 |
| GMOクリック証券 | 25倍固定 |
多くの国内FX会社では、最大レバレッジ25倍固定を採用しており、DMM FXも同様の方式です。
この場合、実際の取引で管理できるレバレッジは、「総取引金額 ÷ 有効証拠金」で算出される 実効レバレッジとなります。
トレーダー自身がポジション量を調整し、リスクをコントロールする必要があります。
もし、あらかじめレバレッジ倍率を低めに設定してリスクを抑えたい場合は、倍率を選択できる「松井証券FX」が選択肢としておすすめです。
| DMM FX | ×不可 |
| 松井証券 | 〇可能 |
| ヒロセ通商 | ×不可 |
| みんなのFX | 〇可能 |
| GMOクリック証券 | ×不可 |
自動売買(システムトレード)の対応可否は、FX会社によって異なります。
DMM FX・ヒロセ通商・GMOクリック証券(FXネオ)では、自動売買ツールの利用は規約上で禁止されています。
一方で、松井証券MATSUI FXとみんなのFXでは、それぞれ独自の自動売買サービスを提供しており、専門的な知識がなくても始めやすい環境が整っています。
自動売買に興味がある方はこの2社を検討すると良いでしょう。
一方で、自分でチャートを見て売買判断を行う裁量取引を重視する方にとっては、自動売買が利用できないことは特にデメリットにはなりません。

DMM FXはスプレッドや手数料の面では優秀だけど、取引単位が10,000通貨と大きめな点と、自動売買ができない点が他社との大きな違いなんだね。

ただし、主要4通貨ペア(ドル/円・ユーロ/円・ポンド/円・豪ドル/円)なら、1,000通貨からも取引可能です。

裁量トレードをメインで、コストやサポート体制を重視する方にとっては、DMM FXはとても有力な選択肢ね!
業界最低水準のコストでFX取引できる!
他社との比較でDMM FXの全体像が見えてきましたが、ここからはDMM FXならではのユニークな強み・メリットをさらに深掘りしていきます。
特に、以下の4点はDMM FXを選ぶ決め手となるポイントと言えるでしょう。

- 現金化できるポイント制度でモチベーションUP
- 高機能かつ使いやすい取引ツール
- 最短当日で取引を始められるスピード口座開設
- サポート体制の充実(LINE対応など)
DMM FXには現金化できるポイント制度がある
DMM FXには、独自の「取引応援ポイントサービス」があります。
これは、FXの新規取引回数に応じてポイントが付与される仕組みで、取引を多く行うトレーダーほどお得になる制度です。
ユーザーは取引実績に応じて、以下の3つのランクに分かれます。
| ランク | ランクアップ条件 | ポイント付与率 |
|---|---|---|
| ブロンズ | 初期状態(デフォルト) | 1倍 |
| シルバー | 前月までの3か月連続で新規取引回数10回以上 または前月の新規取引回数200回以上 | 最大2倍 |
| ゴールド | 直近3か月の新規取引実績が月間200回以上 | 最大3倍 |
ランクが上がるほど、ポイント付与率が最大3倍まで上昇します。
また、この「取引回数」は1Lot単位ではなくエントリー回数でカウントされる点も重要です。
たとえば100Lotを一度に取引しても「1回」としてカウントされるため、デイトレードのように取引回数が多いトレーダーに有利な仕組みになっています。

貯まったポイントは、1,000ポイント以上から現金に交換可能です。
現金化したポイントはそのまま取引資金(証拠金)として再投資することも、出金してお小遣いとして使うこともできます。
ただし、以下の点には注意が必要です。
- ポイントの有効期限は1年間
- 通貨ペアによって付与率が異なる
- 他のDMMサービス(動画・電子書籍など)には利用不可
このように、DMM FXのポイント制度は現金化できる実利的な特典であり、特にデイトレーダーにとってはモチベーションを高める仕組みです。
DMM FXは高性能で使いやすい取引ツールで初心者~上級者まで満足

DMM FXは取引ツールの操作性と機能性の高さに定評があり、初心者から上級者まで満足できるラインナップを提供しています。
主なツールは以下の通りです。
- スマホアプリ「DMM FX」
入出金・相場情報の確認・注文・履歴照会など、FX取引に必要な操作がすべてこのアプリ1つで完結します。シンプルなUIで、初めてのFX取引でも直感的に操作できます。 - PC版「DMM FX PLUS」
インストール型の高機能ツールで、経済指標・ニュースの確認や詳細な履歴分析も可能。ウィンドウ配置やチャート設定を自由にカスタマイズでき、上級者にも支持されています。 - PC版「DMM FX STANDARD」
ブラウザ上で利用できる軽量版ツール。シンプルな画面で取引・情報収集・テクニカル分析をスムーズに行えます。 - 取引補助ツール「プレミアチャート」
29種類のテクニカル指標を搭載。移動平均線やボリンジャーバンド、フィボナッチ分析などを活用した本格的な相場分析が可能です。 - 取引補助ツール「取引通信簿」
自分の取引内容を自動集計し、円グラフや棒グラフで可視化してくれる分析ツール。勝率や損益傾向を客観的に把握でき、トレードの振り返りや改善に役立ちます。
このように、DMM FXはスマホ・PC・分析ツールがすべて揃った総合的な取引環境を提供しています。
スマホで手軽に取引したい初心者から、複数画面で本格的に分析したい上級者まで、あらゆるレベルのトレーダーが快適に取引できる仕様となっています。
DMM FXは口座開設が最短即日可能ですぐにFXができる
「FXを始めたい」と思ったその日のうちに取引を開始できるスピード感も、DMM FXの大きなメリットです。
DMM FXでは、「スマホでスピード本人確認」に対応しています。

これを利用すれば、郵送物の受け取りや書類提出といった面倒な手続きが不要で、オンライン上で口座開設が完結します。
必要書類(マイナンバーカードなど)が手元にあれば、入力から審査までスムーズに進み、最短1時間で取引を開始可能です。
「すぐにFXを始めたい」という方にとって、DMM FXは最も手早く取引を始められるFX会社の一つといえます。
DMM FXは充実したサポート体制で初心者も安心
DMM FXは、サポート体制の手厚さでも業界トップクラスです。
何と言っても最大の特徴は、業界で初めてLINEによる問い合わせサポートを導入した点でしょう。

取引ツールの操作などでわからないことがあっても、電話のように混雑状況を気にせず、LINEで気軽に質問を送信できます。
メッセージを送っておけば、比較的短時間で回答がもらえる点も好評です。
もちろん、従来の電話サポートや24時間365日対応のチャットボットも完備。
利用者の状況や好みに合わせて、最適な問い合わせ方法を選べます。
- 電話・LINEサポート :月曜7:00~土曜6:50(夏時間は5:50まで)
- チャットボット(Webサイト内) :24時間365日対応

取引するだけで現金化できるポイントが貯まるのは嬉しいね! しかもLINEでサポートしてもらえるなら、FX初心者でも安心感が違う。

特に「取引応援ポイント」は、取引回数を重ねるデイトレーダーの方には実質的なコスト削減にもつながります。

ツールやサポート体制も含め、トレーダーを応援する姿勢がDMM FXの大きな強みですね!
DMM FXは多くの強みを持つ一方で、口座開設を検討する前に知っておきたい注意点やデメリットもあります。
特に、以下の3点はご自身のトレードスタイルに合うかどうかを確認する上で重要です。

- 最小取引単位がやや高め(1万通貨)
- 通貨ペア数が他社よりやや少なめ
- 自動売買(システムトレード)は禁止
DMM FXの取引単位は10,000通貨と高め
この記事でも何度か触れましたが、DMM FXのデメリットとして最もよく挙げられるのが「最小取引単位の大きさ」です。
| DMM FX | 10,000通貨※ |
| 松井証券 | 1通貨 |
| ヒロセ通商 | 1,000通貨 |
| みんなのFX | 1,000通貨 |
| GMOクリック証券 | 1,000通貨 |
このように、多くのFX社では1,000通貨または1通貨から取引できるのに対し、DMM FXは多くの通貨ペアで1ロット=10,000通貨が最低取引単位となっています。
ただし、DMM FXでも2025年1月20日から「ミニ通貨ペア」が導入され、人気の高い以下の4通貨ペアについては1,000通貨から取引可能になりました。

- 米ドル/円
- ユーロ/円
- ポンド/円
- 豪ドル/円
DMM FX 公式アナウンス:https://fx.dmm.com/fx/service/lineup/
とはいえ、これら4通貨ペア以外(NZドル/円、スイスフラン/円など)を少額で取引したい方にとっては、依然としてDMM FXはハードルが高いと言えます。
もし「まずは1通貨(約100円)からFXの練習をしたい」という方は、1通貨単位から取引できる「松井証券MATSUI FX
」を選ぶのがおすすめです。
DMM FXで取引できる通貨ペアは、通常ペアが23種類(ミニ/ラージを含めると計31ペア)となっており、他の主要FX会社と比べるとやや少なめのラインナップです。
| DMM FX | 23通貨ペア |
| 松井証券 | 32通貨ペア |
| ヒロセ通商 | 54通貨ペア |
| みんなのFX | 38通貨ペア |
| GMOクリック証券 | 24通貨ペア |
もっとも、国内FX会社の平均は20~30通貨ペア前後であるため、DMM FXが特別に少ないというわけではありません。
実際、DMM FXでも以下のような主要通貨ペアや人気の高金利通貨ペアはすべてカバーされています。

- 主要通貨ペア
USD/JPY(米ドル/円)、EUR/JPY(ユーロ/円)、GBP/JPY(ポンド/円)など - 高金利通貨ペア
TRY/JPY(トルコリラ/円)、ZAR/JPY(南アランド/円)、MXN/JPY(メキシコペソ/円)
そのため、一般的なトレードスタイルであれば十分な通貨ペア数といえるでしょう。
ただし、ヒロセ通商【LION FX】のように50種類以上を扱う会社と比較すると、マイナー通貨ペアでトレードを行いたい方にとってはやや物足りなく感じる可能性があります。
香港ドル(HKD)、ブラジルレアル(BRL)、中国人民元(CNH)などのマイナー通貨を利用して独自の戦略を組みたい上級者は、取扱数の多いFX会社を検討してもよいでしょう。
| USD/JPY(米ドル/円) | EUR/JPY(ユーロ/円) |
| GBP/JPY(ポンド/円) | AUD/JPY(豪ドル/円) |
| NZD/JPY(NZドル/円) | CAD/JPY(カナダドル/円) |
| CHF/JPY(スイスフラン/円) | ZAR/JPY(南アランド/円) |
| MXN/JPY(メキシコペソ/円) | TRY/JPY(トルコリラ/円) |
| EUR/USD(ユーロ/米ドル) | GBP/USD(ポンド/米ドル) |
| AUD/USD(豪ドル/米ドル) | NZD/USD(NZドル/米ドル) |
| EUR/GBP(ユーロ/ポンド) | USD/CHF(米ドル/スイスフラン) |
| USD/CAD(米ドル/カナダドル) | EUR/AUD(ユーロ/豪ドル) |
| EUR/NZD(ユーロ/NZドル) | EUR/CHF(ユーロ/スイスフラン) |
| GBP/AUD(ポンド/豪ドル) | GBP/CHF(ポンド/スイスフラン) |
| AUD/NZD(豪ドル/NZドル) |
DMM FXでは自動売買ができない
DMM FXでは、みんなのFXや松井証券FXのように、あらかじめ設定されたシステムを選ぶだけで使える自動売買(システムトレード)サービスは提供されていません。
それだけでなく、DMM FXの利用規約では外部の自動売買ツール(EA)やシステムの使用が明確に禁止されています。
第7条 (禁止事項)
(2) FX 取引を自動で行うソフトウェア若しくはシステム等(以下、「自動売買ソフト等」といいます。)、本取引システム以外のツール等を使用した取引、その疑いのある行為、又は本取引システムを改変したシステム若しくは自動売買ソフト等の利用を他の顧客に勧誘する行為
第7条 (禁止事項)
(5) 取引の如何にかかわらず本取引システム又は本取引システムの運用に対して過大に負荷を強いる行為
このように、DMM FXでは外部ツールを使った自動売買が禁止されています。
違反が発覚した場合、口座の凍結や取引停止などの厳しいペナルティを受ける可能性があります。

したがって、DMM FXは「自分でチャートを見て判断する裁量トレード向け」のサービスと考えておきましょう。
一方で、自動売買に興味がある方は、公式にシステムトレードを提供しているみんなのFXや松井証券MATSUI FXを利用するのがおすすめです。
どちらも設定が簡単で、初心者でも扱いやすい自動売買サービスが用意されています。

1,000通貨で取引できるのが4ペアだけなのは、人によっては少なく感じるね。自動売買ができない点も、少しネックかも?

DMM FXは「主要通貨ペアを」「まとまった資金(10万円以上)で」「自分で判断して取引する」というスタイルの方に向いています。

少額練習や自動売買をメインに考えている方は、別のFX会社を選んだ方が目的に合うでしょう。
FX初心者から上級者、幅広く選ばれている

DMM FXでは現在、新規で口座開設を行った方を対象にしたキャッシュバックキャンペーンを実施しています。
ただし、キャッシュバックを受け取るには一定の取引量条件があるため、申し込み前に内容をしっかり確認しておきましょう。
DMM FXの新規口座開設+取引で最大50万円キャッシュバック
| 新規取引数量 | キャッシュバック金額 |
|---|---|
| 300,000Lot~ | ¥500,000 |
| 120,000Lot~300,000Lot未満 | ¥300,000 |
| 80,000Lot~120,000Lot未満 | ¥250,000 |
| 40,000Lot~80,000Lot未満 | ¥200,000 |
| 30,000Lot~40,000Lot未満 | ¥150,000 |
| 20,000Lot~30,000Lot未満 | ¥100,000 |
| 5,000Lot~20,000Lot未満 | ¥50,000 |
| 2,000Lot~5,000Lot未満 | ¥20,000 |
| 1,000Lot~2,000Lot未満 | ¥10,000 |
引用:https://fx.dmm.com/campaign/account/
2025年6月1日以降にアカウント審査が完了した方を対象としたキャンペーンです。
新規口座開設後、指定期間内で一定の取引量を達成すると、最大で50万円のキャッシュバックを受け取ることができます。

このキャンペーンは、口座開設完了日から3か月以内の「新規取引数量(Lot)」に応じて、キャッシュバック金額が段階的に変動する仕組みです。
集計期間が終了した翌月中旬ごろに、条件を満たした金額がDMM FXの取引口座に入金されます。
注意点
- ミニ通貨ペア(1Lot=1,000通貨)は、新規取引数量を10分の1として換算されます。
- カウント対象は「新規取引数量(Lot)」のみで、決済取引の数量はカウントされません。
DMM FXでキャッシュバックを受け取るためのシミュレーション
このキャッシュバックを狙う場合、3か月間で最低1,000ロットの新規取引が必要です。
これが実際にどれくらいの取引量なのか、1営業日あたりに換算してシミュレーションしてみましょう。
FX市場は土日祝を除き、1か月あたりの営業日数はおよそ22日。つまり、3か月=約66営業日で条件を満たす必要があります。
- 計算:1,000ロット ÷ 66日 ≒ 15.15ロット/日
- 目安:1日あたり約15~16ロット(10,000通貨単位) の新規取引が必要
※ミニ通貨ペアの場合は1/10換算のため、1日あたり約150~160ロットの取引が必要になります。
- 計算:300,000ロット ÷ 66日 ≒ 4,545ロット/日
- 目安:1日あたり約4,545~4,546ロット(10,000通貨単位) の新規取引が必要
※ミニ通貨ペアの場合は1/10換算で、1日あたり約45,450~45,460ロット の取引が必要です。
無理のない範囲でDMM FXのキャッシュバックキャンペーンを狙おう!

シミュレーションの通り、最低条件(1,000Lot=1万円キャッシュバック)を達成するだけでも、1日15~16ロットの新規エントリーが必要になります。
※ミニ通貨ペア(1,000通貨)であれば、150~160ロットの新規エントリーが必要。
これからFXを始める初心者の方(資金10~30万円程度)にとっては、この取引量をこなすのは難しいでしょう。
ドル円:取引数量別の推奨資金額(デイトレード目安)
| 取引数量 (1,000通貨単位) | 必要証拠金 (米ドル/円) | 余裕資金の目安 (証拠金維持率300~500%) |
|---|---|---|
| 1ロット | 6,000円 | 約18,000~30,000円 |
| 5ロット | 30,000円 | 約90,000~150,000円 |
| 10ロット | 60,000円 | 約180,000~300,000円 |
| 20ロット | 120,000円 | 約360,000~600,000円 |
| 50ロット | 300,000円 | 約900,000~1,500,000円 |
初心者の方はキャッシュバックキャンペーンに惑わされず、まずは以下の3つの目標を意識することをおすすめします。
- 少額取引でFXの仕組みやツール操作に慣れる
- 取引手法やチャート分析を検証して精度を高める
- 損切り・利確などのトレード判断を身につける
一方で、FX中級者~上級者、100万円以上の資金を準備している方にとっては、このキャンペーンは非常に魅力的でしょう。
- 今のFX会社に満足していない
- 取引スタイルごとに口座を分けたい
- DMM FXのツールやサポートを試してみたい
こういった方にとって、DMM FXを第二の口座として開設するのはおすすめです。

キャッシュバックは魅力的だけど、最低でも1日あたり15ロット取引するのは、初心者にはとても大変だね。

このキャンペーンは、FX中級者・上級者や資金が潤沢な方向けのものと割り切るのが賢明です!

初心者の方はキャッシュバックよりも、まずはFX取引に慣れて自分のトレードルールを確立することを最優先にしましょう。
DMM FXの口座開設は、オンラインで完結できる非常にスピーディーな手続きです。
本人確認の際に利用できる「スマホでスピード本人確認」を利用することで、最短で当日中に口座開設と取引開始が可能です。

申し込み前に、以下の書類を準備しておくと、さらにスムーズに手続きを完了できます。
- 本人確認書類
- マイナンバー確認書類
「スマホでスピード本人確認」では、本人確認書類とご自身の顔を撮影するだけで、郵送手続きなしでオンライン完結します。
■ マイナンバーカードをお持ちの方 → マイナンバーカード1点のみで手続き可能です。
■ マイナンバーカードをお持ちでない方 → 以下の2点を組み合わせて提出します。
- 運転免許証
- マイナンバー通知カード または マイナンバーが記載された住民票の写し
DMM FXの口座開設の流れ
DMM FXの口座開設は、公式サイトの申し込みフォームから簡単に始められます。
「スマホでスピード本人確認」を使った手続きは、以下の4ステップで完了します。
• DMM FX公式サイトの口座開設フォームにアクセスします。
• 契約締結前交付書面など、各種書面の内容を確認・承諾します。
• 氏名、住所、職業、投資経験などの個人情報を入力します。
• 本人確認書類とマイナンバー確認書類を提出します。
• 「スマホでスピード本人確認」を選択すると、最短で手続きが完了するためおすすめです。
• DMM FXで入力情報・提出書類をもとに審査が行われます。
• 審査結果は、登録したメールアドレスに通知されます。
• 審査通過後、通知メールの案内に従って本人認証を完了させます。
• Web上でログインIDと初期パスワードが発行されます。
• DMM FXの取引ツールにログインし、初期設定・入金を行えば、取引を開始できます。
書類の内容に不備がある場合は再提出を求められるため、アップロード前に氏名・住所・有効期限などを必ず確認しておきましょう。
DMM FXの口座開設の注意点
DMM FXは最短1時間で口座開設が完了するスピーディーなFX会社ですが、
- 選んだ本人確認方法
- 申し込みのタイミング
によっては、取引開始までに時間がかかる場合があります。
ここでは、手続き時に特に注意すべき2つのポイントを解説します。
最も重要なのは、本人確認の方法です。
「スマホでスピード本人確認」を利用しない場合(例:書類アップロードや郵送を選んだ場合)、DMM FXからのログイン情報は簡易書留で郵送されます。
そのため、取引を始められるのは早くても翌日~翌々日になります。
一方、「スマホでスピード本人確認」を利用すれば、ログイン情報がメールで即時発行されるため、最短1時間で取引開始が可能です。
取引をすぐに始めたい方は、必ず「スマホでスピード本人確認」を選択しましょう。
DMM FXの本人確認書類について:https://securities.dmm.com/sending_flow/
DMM FXでは、「スマホでスピード本人確認」で申し込んだ場合に限り、平日(営業日)24時間体制で審査対応を行っています。
ただし、土日祝日などの休日は審査がストップします。
そのため、休日に申し込んだ場合は、翌営業日の審査・開設処理となります。
「土曜日の夜や日曜日に申し込むと審査は週明けに持ち越される」ため、すぐ取引を始めたい場合は、平日の日中に手続きを済ませましょう。

とにかく早く始めたいなら、平日の日中に「スマホでスピード本人確認」で申し込むのが一番なんだ!

はい!その方法なら最短で取引を始められます。郵送手続きになると時間がかかるので、スマホで本人確認を済ませましょう。
最短当日からFXを始められる!

ここからは、DMM FXを利用する際によくある疑問をQ&A形式でまとめました。
「レバレッジは変えられる?」「スキャルピングはOK?」といった、気になるポイントを簡潔にチェックしておきましょう。
DMM FXではレバレッジを変更することはできますか?
DMM FXではスキャルピングは禁止されていますか?
明確な禁止はされていませんが、過度な短期売買や自動ツールの使用はNGです。
DMM FXでは、手動でのスキャルピング自体を禁止してはいません。
ただし、サーバーに過大な負荷をかける自動売買ツールや高頻度取引は利用規約で禁止されています。
手動でも、極端に短時間の売買を繰り返す場合は注意が必要です。
スキャルピングを公式に認めているFX会社を利用したい方は、スキャルピングOKを明示している「ヒロセ通商」を検討するとよいでしょう。
DMM FXはいくらから始められますか?
最低入金額の制限はありませんが、初心者の方は10~30万円程度の資金を用意するのが安心です。
DMM FXは、初回入金額に最低限の制限がなく、取引に必要な証拠金を入金すればすぐに取引を始められます。
ただし、実際の必要資金は為替レートや通貨ペア、取引数量によって変わります。
本記事で紹介した通り、証拠金維持率が低下すると強制ロスカット(強制決済)が発生するため、余裕を持った資金管理が重要です。
初心者の方がDMM FXでデイトレードに慣れていく場合、10〜30万円程度を目安に始めるのが現実的でおすすめです。
DMM FXでは口座開設の審査に落ちることはある?
あります。申込内容が基準を満たしていない場合は、審査に通過できないことがあります。
これはDMM FXに限らず、すべての国内FX会社に共通する仕組みです。
審査では、主に以下の点が確認されます。
- 口座開設の資格を満たしているか(年齢など)
- 年収や金融資産がFX取引を行うのに十分か
- 投資経験・勤務先などが基準に適合しているか
一般的に、未成年の方、年収や資産が基準に満たない方、または金融機関などの関係職に就いている方は、審査に通らない可能性があります。
DMM.comは信頼できる安定した企業ですか?
はい。DMM.comは金融庁に登録された国内大手の第一種金融商品取引業者です。
DMM.com証券は、関東財務局長(金商)第1629号として登録されており、金融庁の厳格な監督下にあります。
また、DMMグループは動画配信・電子書籍・オンラインゲームなど、デジタルコンテンツ事業でも国内トップクラスの実績を持つ企業です。
DMM FXでは、顧客資産を分別管理し、信託保全制度を導入しています。
そのため、万が一DMM.comが破綻した場合でも、預けた資金は信託銀行によって保全される仕組みです。
DMM FX 公式FAQ「信託保全について」:https://fx.dmm.com/support/faqs/article/00048/
DMM FXで出金拒否されることはありますか?
いいえ。不当な出金拒否は起こりません。資金は法令に基づき厳格に保護されています。
DMM FXは、日本の金融庁に登録された正規の金融商品取引業者です。海外FXで心配されるような不当な出金拒否が起こることは基本的にありません。
ただし、以下のケースでは出金処理に時間がかかることがあります。
- 登録した銀行口座の情報に誤りがある場合
- 本人確認などのセキュリティ確認に時間を要する場合
一方で、自動売買ツールなど規約違反行為が確認された場合は、取引制限や口座凍結などの措置を受ける可能性があります。
ルールを守って利用していれば、出金は安全・確実に行われます。
DMM FXでデモ取引はできますか?
はい。口座開設をしなくても無料でデモ取引を利用できます。
DMM FXでは、メールアドレスとニックネームを登録するだけで、最短1分でデモ口座を開設し、バーチャル資金500万円で取引練習が可能です。
本番と同じツール環境で操作感や注文方法を試せるため、初心者の練習やツールの使い勝手を確認するのに最適です。
デモ取引はPCのほか、スマホアプリ「DMM FX バーチャル」にも対応しており、登録から3か月間無料で利用可能(再登録で延長可)です。
DMM FX デモ取引はこちら:https://fx.dmm.com/demo/
この記事では、DMM FXの最低資金額・特徴・メリット・デメリットを他社と比較しながら解説しました。
結論として、FX初心者がDMM FXで
- 主要通貨ペア(米ドル/円など)
- 少額取引(ミニ通貨ペア)を10ロット程度から
といった条件で始める場合には、少なくとも10~30万円程度の資金を準備するのがおすすめです。
余裕のある資金を用意することで、強制ロスカットのリスクを抑えて安定的に取引することができます。
DMM FXのメリット・デメリット
DMM FXは、スプレッド・スワップポイントが業界内で高水準であり、入出金や口座維持など各種手数料が無料なため、業界最低水準のコストで取引できるのが最大の魅力です。
一方で、原則の取引単位が10,000通貨と大きいこと、1,000通貨で取引できるのが主要4ペア(ドル/円・ユーロ/円・ポンド/円・豪ドル/円)のみであること、自動売買が利用できないことから、以下のように向き・不向きが分かれます。
- 向いている人
ある程度の資金を持ち、低コストかつ高品質な取引環境で主要通貨ペアを裁量取引したい方 - 向いていない人
数万円から練習したい方、マイナー通貨や自動売買を重視する方
DMM FXの独自の特徴
最後に、DMM FXならではのユニークな特徴を振り返りましょう。
- 取引応援ポイント制度
取引回数に応じて、現金化可能なポイントが付与される仕組み。 - 初心者も安心のサポート体制
業界初のLINEサポートに加え、電話・メール・チャットボットにも対応。 - クイック入金対応(約340行)
主要銀行のほとんどに対応し、入金が即時反映。取引開始までがスムーズ。

「1,000通貨で取引できるのが4ペアだけ」という点が少し気になっていましたが、僕は米ドル/円をメインで考えていたので、あまり問題なさそう!コストが安くてLINEサポートもあるのは安心だね。

米ドル/円であれば1,000通貨からでも取引可能ですし、DMM FXの強みである低コストと手厚いサポートをしっかり活かせます!
FX初心者から上級者、幅広く選ばれている


