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会議が終わるたびに、録音を聞き返して人名や決定事項を拾い、議事録へまとめ直す。
毎回この作業に時間を取られているなら、専用のAIボイスレコーダーも選択肢に入ります。
その一つが、カード型のNotta Memoです。
Notta Memoは会議や通話を録音する本体で、AIによる文字起こしや要約は、録音データをNottaへ転送して行います。
Nottaアプリから本体を連携した対象ユーザーには、月300分の文字起こしが使える無料のスタータープランが適用されます。
- 録音後の文字起こしや要約、共有までNottaでまとめて進めたいか
- スマートフォンを取り出さずに録音したい場面がどれくらいあるか
この2点で、Nottaアプリだけで足りるのか、専用の本体まで買う価値があるのかが変わります。

Nottaアプリがあるなら、わざわざ本体まで買う必要はないんじゃない?

そうね。Web会議が中心なら、アプリだけで事足りるかもしれないですね。

ただ、対面会議や電話を繰り返し録るなら、録音専用の本体に任せることで、スマートフォンと役割を分けやすくなりますよ。
Notta Memoの評判は?録音は始めやすいが、文字起こし後の確認は必要
Notta Memoは、Nottaの文字起こしサービスと連携して使うカード型のAIボイスレコーダーです。
ネット上の実機レビューでは、録音操作の分かりやすさや、Nottaアプリ・Webで文字起こし結果を整理しやすい点が評価されていました。
一方で、固有名詞の誤変換や話者識別のミスもあり、共有前の確認は必要です。
対面会議や通話を繰り返し録音し、その後の文字起こしや要約もNottaで進めたいなら、検討してみてください。
録音から完成版の議事録まで任せる製品というより、録音の手間を減らし、議事録の下書きを早く作るための道具と考えましょう。
TechRadarの実機レビューでは、基本的な録音操作の分かりやすさと、文字起こしや要約を扱うアプリの機能が評価されていました。
Smart Watch Lifeの比較検証でも、実際の対談・インタビュー音源3本を使った検証で、文章のまとまりやフィラーの処理がNotta Memoの強みとして挙げられました。
一方、TechRadarでは、利用にアカウント登録とアプリ接続が必要なこと、小さな画面が分かりにくいことも弱点として挙げられています。
また、同レビューで使われた磁気充電モデルは、充電に専用ケーブルが必要です。
録音操作は始めやすくても、初期設定から文字起こし結果の整理まで、本体だけですべて終わるわけではないと考えておきましょう。
文字起こし後もNottaで編集・要約・共有するつもりで、対面会議や商談、電話を繰り返し録音するなら、専用の本体を持つ意味があります。
会議のたびにスマートフォンを録音状態へ切り替える必要がなくなり、通知やほかの操作と録音を分けやすくなるためです。
Web会議が中心なら、NottaアプリやWeb版だけで足りるかをまず試したほうが、余計な出費を避けられます。
録音頻度が低く、スマートフォンから録音を始める手間も気にならないなら、23,500円以上を払って専用端末を増やす必要はありません。
通常モデルは23,500円、Type-Cモデルは25,500円で販売されています。
Notta Memoには、通常モデルの磁気充電版とType-C版があり、どちらも現行モデルです。
文字起こしや要約にはNottaアプリまたはWebとの連携が必要な点は変わりません。
Notta Memoの使い方|本体で録音し、Nottaで文字起こし・要約する
Notta Memo本体だけでできるのは、会議や通話の録音と音声の保存までです。
文字起こしや要約、編集、共有には、Nottaアカウントとインターネット接続が必要になります。
通常モデルはNottaアプリを経由して録音データを転送します。
Type-Cモデルは、アプリに加えて、パソコンへ接続してNottaのWeb版へ直接転送することも可能です。
基本的な使い方の流れは、次のとおりです。
- Notta Memo本体で対面会議や通話を録音する
- NottaアプリまたはWeb版へ録音データを転送する
- Nottaのクラウドで文字起こしと要約を行い、編集や共有へ進む
- 利用者が原音と照らし合わせ、人名、数字、話者、決定事項を直す
本体の32GBは、録音した音声を保存するための容量です。
一方、Starterプランの月300分とは、Nottaで文字起こしできる時間を指します。
この2つはそれぞれ別の上限なので、32GBに空きがあっても文字起こし枠が残っているとは限らない点は注意です。
Nottaアカウントを用意し、iOSまたはAndroidのアプリから本体を連携しましょう。
Starterプランの公式ヘルプでは、対象となるアカウントがアプリから本体を連携すると、月300分の文字起こし枠が付与されます。
Web版での連携だけではスタータープランは付与されないため、無料枠を使う人は初回にアプリから登録しておきましょう。
録音時は、本体のスライダーで対面会議向けのモードと通話録音モードを切り替えます。
録音を始めると本体が振動し、画面に録音中のアイコンが表示されます。
また、録音をする前には、相手の同意や社内で必要な手続きを行っておきましょう。
インターネットやアプリに接続していない場所でも、録音した音声は本体のストレージへ保存できます。
音声データは、アプリと接続したあとに同期することになります。
アプリとBluetoothで接続している場合は、音声をリアルタイムでNottaへ転送しながら、文字起こしや翻訳も可能です。
なお、リアルタイム録音中にBluetooth接続が切れると、いったん録音が停止し、その後ローカル録音へ切り替わります。
重要な会議では、途中でも本体の画面から録音状態を確かめておきましょう。
公式の同期ヘルプによると、同期が完了した音声ファイルは本体から自動的に削除されます。
同期後は、Notta側で原音を管理する前提です。
初期設定では、同期した録音が自動で文字起こしされます。
そのため、残しておく必要のない会話でも、文字起こし時間を消費することがあるので注意しましょう。
月300分の枠を必要な録音だけに使いたいなら、「デバイス音声の自動文字起こし」をオフにしておきましょう。
音声はNottaへ同期されますが、文字起こしは保留され、必要なノートだけをあとから処理できます。
録音データを同期すると、Notta側で文字起こしや要約を行い、そのまま編集や共有へ進めます。
ただし、AIが作った文章を完成版の議事録としてそのまま配るのは避けたほうがよいです。
人名や数字、発言者、決定事項に間違いがないか、必要な箇所を直してから他の方には共有しましょう。
スタータープランでは、1回の連続録音時間は最大5時間となっています。
一方、磁気充電モデルの公式な電池仕様は、録音時で約30時間とされています。
つまり、5時間は1回の録音に対する上限で、約30時間は充電した本体を使える目安です。
「30時間の会議を1つのファイルとして録音できる」のではないので、5時間以上の会議は分けて録音する必要があります。
磁気充電モデルの公式ハードウェアページに記載された主な仕様は、次のとおりです。
- 重量:約28g
- サイズ:86.1×55.1×3.5mm
- 内蔵メモリ:32GB
- 録音時間:約30時間
- 充電時間:約1.5時間
録音距離については、公式ヘルプで集音範囲が最大5m、より明瞭に録音するための推奨距離が3m以内と説明されています。
声の聞き取りやすさを優先するなら、できるだけ話者から3m以内に置きましょう。
広い会議室や参加者の多い会議では、席の位置を決める前に短い試し録りを挟むと安心です。
Notta Memoの料金|2モデル・文字起こし枠・返品まで確認
Notta Memoは、本体価格だけで決めると、購入後にかかる費用を見誤ります。
Notta Memoとの連携でついてくる月300分の無料枠で文字起こしが足りるか。
どの方法で録音データを転送するか、自己都合で返品できる条件まで確認しておきましょう。
毎月300分を超えそうなら、プレミアム年間プランの14,220円も含めて考える必要があります。
| 公式公表値(税込) | 備考 | |
|---|---|---|
| Notta Memo 磁気充電版 | 23,500円 | 無線同期が中心。専用磁気ケーブルを持ち歩けるか確認。 |
| Notta Memo Type-C版 | 25,500円 | Type-C充電とPC有線同期が必要か。会社PCへ接続できるか。 |
| Notta Memo スタータープラン | 追加料金なし 月300分 | Notta Memoとの連携でついてくる。アプリでの端末登録が必要。 |
| Notta プレミアム年間プラン | 年14,220円一括 月1,800分 | 月換算1,185円。月300分で足りない場合に検討。 |
※料金と条件は、2026年8月10日にNotta公式サイトで確認した内容です。本体価格やキャンペーン、アプリ経由のプラン料金は変わる可能性があるため、購入画面に表示される最新条件を確認してください。

月300分って、本体で録音できる時間が300分ってこと?

いいえ。300分は、本体の録音時間ではなく、Nottaで文字起こしできる時間ね!

たとえば、60分の会議を録音すると10営業日で約600分になるので、スタータープランだけでは足りません。
磁気充電版は23,500円です。
録音データは、NottaアプリへBluetoothまたはWi-Fiで転送することになります。
充電には付属の磁気ケーブルを使うため、出張先でも充電するなら専用ケーブルを一つ持ち歩かなければなりません。
一方で、Type-C版は25,500円です。
アプリ経由の無線転送に加え、Type-CケーブルでPCに接続してNottaのWeb版へ録音データを直接転送できます。
価格差は2,000円ですが、安いほうを選ぶというより、
- 専用の磁気ケーブルの持ち歩きが面倒かかどうか
- Type-Cケーブルで接続してデータを転送したいか
という好みで選ぶと良いでしょう。
ただし、Type-C版を選んでも、会社PCでUSB機器の接続やNottaのWeb版へのアクセスが禁止されていれば、有線転送を仕事で使えません。
購入前に社内ルールも確認してください。
スタータープランの月300分を20営業日で割ると、1日平均15分です。
毎日30分の会議を文字起こしすれば、月約600分を使います。
文字起こし時間は、実際に発言していた部分だけではなく、音声ファイル全体の長さで計算されます。
1分未満は切り上げられるため、録音時間をそのまま基準に見積もっておきましょう。
月300分で足りない場合の上位プランとして、プレミアムプランがあります。
年一括払いで14,220円、月換算1,185円で、文字起こし枠は月1,800分まで増えます。
本体と同時にプレミアム年間プランを契約する場合、通常価格を単純に合計すると、初年度は次の金額です。
- 磁気充電版:37,720円
- Type-C版:39,720円
本体の2,000円差よりも、年14,220円のプレミアムが必要かどうかのほうが、継続してかかる費用には大きく影響します。
まずは1か月の会議や通話の時間を数え、月300分に収まるか確かめてみてください。
すべての録音を文字起こしする必要がなければ、自動文字起こしをオフにして、必要な音声だけ処理することで月300分に収められるでしょう。
公式ストアの返金ポリシーでは、自己都合による返品は商品到着後30日以内です。
ただし、未開封・未使用であることが条件で、返送料も購入者が負担します。
不具合があった場合は、到着後30日以内の返金、1年以内の交換が案内されています。
この場合の返品送料と再送料はNotta側の負担です。
Amazonや量販店などで購入した商品には、購入先の返品・交換条件が適用されます。
つまり、「30日間使ってみて、合わなければ返品する」という試し方はできません。
開封する前に、モデルの違い、対応スマートフォン、月間の文字起こし時間、会社で利用できるかを確認しておきましょう。
また、Notta Memo本体の30日返品とNottaのプレミアムプランの解約・返金は別です。
Web版で購入した有料プランの払い戻しには原則として対応していません。
更新日の24時間前までに解約しなければ自動更新され、途中で解約しても日割りによる返金はありません。
仕事で使う条件を確かめて本体購入 or アプリのみ利用
Notta Memoを仕事で使えるかは、製品のセキュリティ情報だけでは決まりません。
- 普段の会議は録音してよい場か
- 音声をNottaのクラウドやAI文字起こしで処理してよいか
- 録音・文字起こしデータを、いつ誰が削除するか
購入前にはこの3点の確認は必要でしょう。
Notta Memoは録音中、本体の画面に録音アイコンを表示します。
ただし、この表示は録音者が動作を確認するためのものです。
参加者への説明の代わりにはならないため、会議や通話を始める前に、録音の目的、保存先、共有範囲を伝えましょう。
個人情報保護法上、録音している事実を必ず相手へ伝える義務まではないものの、個人情報に当たる場合は、利用目的の通知または公表が必要です。
社内規程や顧客との契約、秘密保持の条件は別に確認し、実際の運用では録音目的と扱いを事前に伝えておくほうが、後のトラブルを避けやすくなります。
Nottaの法人向けFAQでは、データはAWS東京リージョンに保存されると案内されています。
公式セキュリティページでは、通信中はTLS 1.2、保存時はAES-256で暗号化し、ISO 27001の認証やSOC 2 Type IIの保証報告書も示しています。
ただし、これらはNottaが公表している安全管理策です。
勤務先が利用を許可していることや、社内の機密区分に合っていることまで保証するものではありません。
音声認識のAI学習についても、利用するプランによって条件が変わります。
Nottaの公式ヘルプでは、通常のプランの場合、国内の第三者パートナーが、ランダムに抽出した音声データと認識結果を音声認識エンジンの学習に使うと説明しています。
Notta Memoに付くスタータープランや個人向けプレミアムプランは、公開されている「AI学習なし」の対象に含まれていません。
一方、「AI学習なし」の環境が案内されているのは、ビジネスPlusとエンタープライズです。
音声認識以外のAI機能については、どのプランでも学習用データを提供しないとしています。
会社が音声データをAI学習に利用しないことを必須としているなら、法人向けプランを検討してみてください。
Nottaへ保存した録音や文字起こしデータは、自動では消えません。自分で削除する必要があります。
ノートを削除すると、まずゴミ箱へ移動します。
ゴミ箱内のデータは30日後に削除されますが、必要であれば自分ですぐに完全削除することも可能です。
アプリをスマートフォンから消しただけでは、Nottaの退会やクラウドデータの削除にはなりません。
仕事で使うなら、録音前に次のルールを決めておきましょう。
- 録音と文字起こしを何日間保存するか
- 誰が閲覧・共有できるか
- 誰が期限を確認して削除するか
- ダウンロード先や共有先のコピーも削除するか
Notta上のデータを消しても、パソコンへ書き出したファイルや、相手が保存した共有データまでは消えません。
Notta内だけでなく、書き出し先まで含めて管理するのをオススメします。
Notta Memoは会議の文字起こしを効率化できる
Notta Memo本体の購入が、あなたに必要かどうかは次のように検討してみてください。
- Notta Memoを購入する
対面会議や通話を繰り返し録音する必要がある
勤務先からクラウド利用の許可を得られている
保存・共有・削除の運用も決められる - Nottaアプリだけで始める
Web会議が中心である
スマートフォンやパソコンから録音を始める手間が気にならない - 今回は見送るべき
録音の説明や社内確認ができない
クラウドへ送れない情報を扱う
利用プランのAI学習条件が社内ルールに合わない
まずは、機密情報を含まない会議でNottaアプリだけを試してみるのもありです。
録音から確認、共有、削除まで運用できるか見てから、本体購入を検討してみてください。

