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提案書の締切が近いのに、白紙のスライドを前に手が止まる。
文章を考えるだけでなく、構成や見た目まで整えようとすると、資料づくりには思った以上に時間がかかります。
イルシルは、そんな白紙の状態から初稿を作るまでの作業を、AIに任せられるサービスです。
ただし、評判がよくても、料金や出力形式、契約条件が自分の使い方に合うとは限りません。
初稿づくりの負担を減らし、生成後に自分で内容や見た目を調整できる人なら、検討すべきサービスです。

AIでスライドを作れても、結局かなり直すなら意味がない気もするなあ。

完成品をそのまま使うというより、白紙から初稿までを一気に進めるためのツールです。最後に自分で直せるかどうかが、合う・合わないの分かれ目ですね。
イルシルの評判は?初稿づくりを繰り返す人におすすめ
イルシルは、入力した内容をもとに、構成・文章・デザインを含むスライドを生成し、そのまま編集まで進められるAI資料作成サービスです。
月に何度も提案書や会議資料を作り、そのたびに白紙から構成を考えるのがつらい。
そんな人なら、イルシルを検討する価値があります。
特に向いているのは、生成された内容を確認し、社内向けの表現やレイアウトに自分で整えられる人です。
一方、次のような場合は、申し込みを急ぐ必要はありません。
- 資料を作る機会が少なく、PowerPointの既存テンプレートで足りている
- AIが作ったスライドを、ほぼ無修正で提出したい
- 必要な出力形式や契約期間が、自分の使い方に合わない
- 会社の資料を入力する前に、社内ルールやデータの扱いを確認できない
大切なのは、評判の星や口コミの数だけで判断しないことです。
初稿づくりでどれだけ手間を減らせるのか。
その一方で、仕上げの修正や契約条件にどれだけ負担が残るのか。
両方を見たうえで、自分の使い方に合うかを判断しましょう。
イルシルの評価はどこまで任せたいかで分かれる
公開されている使用レビューやサービスの機能を見ると、イルシルの強みは、白紙の状態から資料の初稿を作るまでの工程にあります。
資料を作るときは、文章を書く前にも、次のような作業が発生します。
- 何をどの順番で伝えるか決める
- 内容に合うレイアウトを考える
- 文字や図を配置して資料の形にする
イルシルでは、日本のビジネス資料を想定したテンプレートを使いながら、内容をスライドの形にできます。
「何を書けばよいか」「どのレイアウトにすればよいか」と迷って手が止まりやすい人でも、まずは自分で編集できる状態まで進めやすいツールです。
一方で、初稿を早く作れることと、細部まで自由に作り込めることは別です。
生成した資料は、そのまま提出するのではなく、次のような確認や修正が必要になります。
- 会社や商品のブランドカラーに合わせる
- 数字や固有名詞に誤りがないか確認する
- 上司や取引先に伝わる表現へ直す
- 図や文字の位置を整える
- 必要に応じてPowerPointで仕上げる
デザインの種類や細かな編集の自由度を重視する人は、物足りなさを感じる可能性があります。
ただし、これだけでイルシルの評判が悪いとは言えません。
白紙から初稿を早く作りたい人と、細部まで自由にデザインしたい人では、同じ機能を使っても評価が変わるためです。
イルシルが自分に合うかは、資料作成のどの工程を短くしたいのかで判断すると分かりやすくなります。
イルシルで効率化できる作業と残る作業
資料づくりで一番つらいのが、白紙から構成と見た目を考える作業なら、イルシルの機能が役立ちます。
現行の「おまかせ生成」では、入力した内容に応じてAIが生成方法を選び、構成・文章・デザインを含むスライドを作成。
そのまま編集画面へ進めます。
基本的な流れは、次のとおりです。
- 短いキーワードや長文を入力する
- AIが、入力内容をそのまま使うか、要約するか、Web情報で補うかを選ぶ
- 構成・文章・デザインを含むスライドが生成される
- 編集画面で内容と見た目を直す
公式サイトでは、3,000種類以上のテンプレートが案内されています。
テンプレートを一枚ずつ探して組み合わせるより、入力内容から初稿を作り、必要な部分を直していく使い方に向いています。
AIがWeb情報を使って内容を補う場合でも、事実が正しいとは限りません。
数字や社名、引用、社内だけで使う表現は、仕事に使う前にあなたの目で確認しましょう。
スライドの見た目の調整も同じです。
文字量や余白、会社のテンプレートとの違い、上司や取引先が読みやすい順番は、自分で直して仕上げる必要はあります。
イルシルは、AIが作った初稿を出発点にできるサービスです。
一方で、生成されたスライドを確認せず、そのまま提出したい人には向きません。
イルシルの料金・出力・解約条件を、資料本数と契約総額で確認
月額だけを見ると負担が小さく感じても、契約期間が長くなれば、支払う総額も大きくなります。
また、無料で使い続けられるフリープランと、有料プランの契約前に利用できるトライアルでは、使える機能や期間終了後の扱いも異なります。
フリープランは、料金を払わずに継続利用できる代わりに、次の制限があります。
- 作成できる資料は3個まで
- 入力できる文章は1,600文字まで
- AIデザイン生成は月3枚まで
公式のプラン比較では、PDFやPowerPointなどの外部出力にも対応していません。
一方、パーソナルプラスの3日間トライアルは、年額契約を申し込む前の体験期間です。
期間内に解約を申し出なければ、自動的に本契約へ移行します。
フリーは、機能を制限して無料で使い続けるプラン。
3日間トライアルは、年額契約へつながる体験期間です。
名前はどちらも無料ですが、契約後の扱いは異なるため、混同しないようにしましょう。
公式の料金ページとパーソナルプラス専用ページで確認できる主な条件は、次のとおりです。
料金は、2026年8月3日時点の税込表示です。
横にスワイプすると、ほかのプランも確認できます。
法人
要問い合わせ
申し込む前に見る条件
PDF・PPTX出力に対応。利用人数や管理機能は、見積もり時に確認します。
パーソナルプラス
年66,000円
申し込む前に見る条件
1年契約・クレジットカード前払いで、月払いには対応していません。PDF・PPTX出力が可能です。
パーソナル
申し込む前に見る条件
選んだ契約期間分の料金を支払います。PDF・PPTX出力に対応しています。
フリー
0円
申し込む前に見る条件
作成できる資料は3個までです。外部出力は、公式のプラン比較表では対応項目に含まれていません。
PowerPoint出力は2026年7月に再現性が改善されました。
ただし、画像の枠線や一部図形の装飾は、イルシル上の表示と異なる場合があります。
PPTX形式で提出するなら、出力後にPowerPointで開き、レイアウトや装飾が崩れていないかを一度確認しておく必要があります。
契約総額を、その期間中に作る資料本数で割ると、自分の利用頻度に見合うかを考えやすくなります。
6か月プランを除いた代表例は、次のとおりです。
| 月の資料本数 | パーソナル1か月 | パーソナル1年 | パーソナルプラス1年 |
|---|---|---|---|
| 1本 | 1,848円 | 1,430円 | 5,500円 |
| 2本 | 924円 | 715円 | 2,750円 |
| 4本 | 462円 | 約358円 | 1,375円 |
| 8本 | 231円 | 約179円 | 約688円 |
※契約総額を仮定した資料本数で割った金額です。実際に作成できる本数やAI生成上限に収まることを、保証するものではありません。
月に1本ほどしか資料を作らないなら、既存のPowerPointテンプレートで済ませるほうが安いかもしれません。
反対に、毎月何度も白紙から資料を作るなら、1本あたりの費用は下がります。
何本作れば元が取れるかは、資料のページ数や、初稿づくりにかかっていた時間、生成後の修正量によって変わります。
本数だけで損得を決めず、減らせそうな作業時間も含めて利用を検討してみてください。
パーソナルプラスは、年66,000円をクレジットカードで前払いするプランです。
契約は1年ごとに自動更新されます。
契約年度の途中でも、次回の自動更新は停止できます。ただし、購入後の利用者都合による解約や返金は受け付けていません。
これは、パーソナルプラスに明記されている条件なので注意しましょう。
利用規約には、契約終了後にデータを消去する場合があること、消去されたデータは復旧できないこと、完全な消去までは保証されないことが記載されています。
ただし、契約終了後にどのくらいの期間データが保持されるかは明記されていません。
契約を終了する前に必要な資料を出力し、残しておきたいデータは手元に保存しておくと安心です。
会社の資料に使う前にイルシルの条件を確認
会社名や売上、顧客情報が入った資料は「スライドを生成できるか」だけで導入を決められませんよね。
- 入力した情報がどこへ送られるのか
- 生成した資料をどこまで使えるのか
- 普段の作業環境に対応しているのか
会社で使うなら、こうした条件を先に確認しておく必要があります。
プライバシーポリシーでは、明確な事前同意なしに、入力情報をAIモデルの性能向上や学習へ利用しない方針が示されています。
一方、スライドの生成処理では、第三者が提供するAIやクラウドサービスへ入力情報が送信されます。
フリー・パーソナルと法人向けでは、利用される外部サービスの範囲も異なります。
つまり、「AIの学習に使わないこと」と「外部サービスへデータを送らないこと」は別です。
法人向けページには、ISO/IEC 27001:2022の認証と、認証範囲として「スライド自動生成サービスの開発・運用・販売」が掲載されています。
ただし、これは情報管理体制の範囲を示すものです。
入力した資料の安全性や、社内での利用が認められることまで保証するものではありません。
機密情報を入力する前に、社内ルールと、利用するプランのデータ取扱条件を照らし合わせておきましょう。

「AIの学習には使わない」なら、社外にデータが出ることもないと思ってた。

学習に使うかどうかと、生成処理で外部AIへ送るかどうかは別です。会社の資料を入力する前に、使うプランと社内ルールの両方を確認してくださいね。
イルシルで作成した資料は、商用利用できます。
利用規約では、サービス固有のコンテンツを除き、利用者が作成した資料の知的財産権は利用者に帰属するとされています。
ただし、イルシル内のイラストやテンプレートをそのまま配布・販売したり、商標登録したりすることは禁止されています。
自分でアップロードする画像についても、利用する権利を持っている必要があります。
Web画像検索などから外部素材を使う場合は、引用元や配布元の利用条件まで確認してください。
商用資料には使えますが、サービス内の素材を自由に切り出して再販売できるわけではありません。
対応環境は、PC版のGoogle ChromeとMicrosoft Edgeです。
Safariは非対応とされているため、普段Safariを使っている場合は、対応ブラウザへ切り替える必要があります。
法人とパーソナルプラスには、資料共有の機能があります。
ただし、パーソナルプラスでメンバーを招待する場合は追加料金がかかります。
何人で資料を確認・修正するのかも、契約前に公式サイトで確かめておきましょう。
個人で使うつもりで契約しても、共同編集が必要になると費用が変わる可能性があります。
申し込む前に自分に合った試し方を決めよう
イルシルは、資料を繰り返し作るなかで、白紙から初稿を作る負担を減らしたい人に向いています。
ただし、完成品をそのまま受け取るサービスではありません。
生成後に内容を確認し、事実関係や見た目を自分で仕上げられることが前提です。
申し込む前に、次の順番で確かめてください。
- 仕事に必要な出力形式と月に作る資料本数を確認
- すでに契約しているツールやPowerPointテンプレートで十分かどうか
- 公式サイトで選ぶプランの支払総額と契約期間を確認
- トライアルを使うときは、トライアル期間の終了日を確認
- 会社の資料を入力する場合は、社内ルールとデータの取扱条件が合うかをチェック
特に注意したいのが、パーソナルプラスの3日間トライアルです。
期間内に解約を申し出なければ、税込66,000円の年額契約へ移行します。
購入後は、利用者都合による解約や返金もできません。
試す前に終了日をカレンダーへ登録し、年額を支払って続けるかどうかを、期限までに判断できるようにしておきましょう!


